#その他政界と政治活動

怖い話

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」の本文を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 私は<認知能力が衰えた後でも、出来る限りそれ以前と同様に金融サービスを享受できる環境作りの推進>など、必要な(…

報告書本文6

イ.金融リテラシーの向上 若年層を中心として、少額からの長期・積立・分散投資を行う層が拡大しつつあるが、つみたてNISAなどの関連制度がより幅広く活用されるためには、ア.に加えて、金融リテラシーの向上に向けた取組みも重要である。 これまでも金融…

報告書本文5

(3)環境整備 (1)及び(2)では、高齢社会における金融サービスに関して、個々人の資産形成・管理での心構えやこれに対応した金融サービス提供者のあり方が重要であることを述べた。これに加えて、行政機関や業界団体などによる種々の環境整備も劣らず…

報告書本文4

(4)認知・判断能力の低下は誰にでも起こりうる 前述のとおり、わが国の高齢者は元気であり、たとえば60代ぐらいは昔のイメージの高齢者とは違う存在になりつつあるといえる。実際に、定年延長の影響もあり、多くの高齢者がいまだ現役で働き、社会の中で活…

報告書本文3

(4)金融環境に対する意識 では、こうした環境変化に対応して、国民は老後の生活をどのように意識しいるか。内閣府が実施した世論調査では、「老後の生活設計を考えたことがある」と回答した人は、全体で67.8%となっており、60代をトップに30代以上では軒…

報告書本文2

(2)収入・支出の状況 ア.平均的収入・支出 わが国では、バブル崩壊以降、「失われた20年」とも呼ばれる景気停滞の中、賃金も長く伸び悩んできた。年齢層別に見ても、時系列で見ても、高齢の世帯を含む各世代の収入は全体的に低下傾向となっている。公的…

報告書本文1

それでは、 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」の本文を。 なお、<色付き>部分は、引用者が加工したものであるほか、脚注の表記などレイアウトを変更した部分があります。 1.現状整理(高齢社会を取り巻く環…

「2000万円不足」の根拠

さて、前記事で触れた、金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書で話題になっている、 月5万円の赤字、30年で約2000万円の不足というのは、次の部分です。 (出典)として、「第21回市場ワーキング・グループ 厚生労働省資料」と書かれていま…

金融審議会 ・市場WG報告書概要

「受け取らない」と麻生氏が発言して問題になっている金融審議会の報告書について。 この金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書というのは、年金など社会保障について議論することを目的としたものではありません。 ざっと目を通しただけでも、 「…

過去のブログ記事にも注意

ほかに書くべき記事があるのだろうと思いますが、気乗りしないので、 ちょっと気分転換と、備忘録的?に。 いま、話題になっている議員の公式ブログより。 禁酒宣誓書を破ったからといって、法的に国会議員資格を失うということはないのですが、 お笑いには…

「新元号公表、4月中旬軸に」だって?

前記事の基になった話題のように、ネット上などでの発言なら、評価できる部分だけ参考にし、評価できない部分についてはスルーしたり批判したり、ということも可能です。 政党や政治家の場合は、そうはいかないことがあります。 たとえば、いろいろ東アジア…

原理主義者が元号離れを加速させる

私は読売新聞の社説には、疑問や反対の意見を持つことがときどきありますが、今回は賛成です。 皇位継承と改元 国民生活に配慮し準備進めよ (2018年11月09日 06時07分) https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20181108-OYT1T50164.html 抜粋します。 新元号…