側近の諫言

堀井学衆院議員 秘書が“中止進言”も香典配布継続か「今さらやめることできない」
テレビ朝日系(ANN) 7/19(金) 10:57配信

堀井学衆議院議員の事務所などが捜索を受けた公職選挙法違反事件で、秘書が中止を進言した後も、香典の配布が続いていた疑いがあることがわかりました。

堀井議員は、2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させていた疑いがあり、東京地検特捜部は、きのう、北海道登別市の地元の事務所などを捜索しました。

その後の関係者への取材で、秘書が堀井議員に中止を進言した後も、香典の配布が続いていた疑いがあることがわかりました。

堀井議員は、「今までずっとやってきた、今さらやめることなんてできない。昔からのやり方なんだからやってください」などと指示していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c140d0fe6821c3af5c09a51667e0387390fcae3e

 


この報道が事実だとすると、秘書は嫌な仕事(議員の意向に逆らっての進言)でも実施していて、それを議員本人が受け入れなかった、ということですね。

 

さて、兵庫県の斎藤知事に関する諸問題について。
本日も、告発文書をめぐる百条委員会が開催されたようです。

前知事のときに、県幹部が知事の(問題)発言を止められなかったのか、というような記事を書きました。
たとえば、こちら。
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2020/07/16/230539

 

多選の弊害かな、みたいなことも思いましたが、1期目の知事でも(諸問題が事実なら)暴走を止められないことがあるのですね。

というか、この前知事のときより、今回の(複数の死者あり!)なんと深刻なことか・・・


もし、昨日付け発行の「週刊文春」の記事等であるような側近ぐるみのナントカが事実なら、それ以外の幹部が諫言したとしても止められない(逆に怒りを買うだけ)ということか。

まあ、亡くなられた前西播磨県民局長の告発文がどれだけ正しかったか、というようなことも含めて、百条委員会や第三者機関の調査が行われるようですから、それを見守りたいと思います。

 

ちなみに、一般の県職員はきちっと仕事をしているようで、兵庫県のウェブサイトには「文書問題調査特別委員会」(今回の百条委員会)の資料や、第1回(6月14日)の議事録等も見ることができます(発言者名あり)。
第2回(6月27日)の資料には、県議(無所属)が行ったらしい職員のアンケート結果なども掲載されています。
(県トップページから「文書問題調査特別委員会」で検索して見つけました。)

審議事項(会議資料)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/shingi/index.html

議事録(6/14)
https://www.kensakusystem.jp/hyogopref/cgi-bin3/ResultFrame.exe?Code=rpo2cq1zucjm5gwgk4&fileName=R060614B31&startPos=-1

 

だから、知事や一部の関係幹部に対する批判があったとしても、一般職員(特に若手、あるいはシモジモの職員)が仕事に影響が出るようなレベルの電話攻撃はやめてあげてね。