介護報酬パブコメ追加提出

平成30年度介護報酬改定に伴う関係告示の一部改正等に関する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170325&Mode=0

追加提出しました。

通所介護 等>
・ADL維持等加算について、「自立支援・重度化防止の観点から、一定期間内に当該事業所を利用した者のうち、ADL(日常生活動作)の維持又は改善の度合いが一定の水準を超えた場合を新たに評価する。」とあるが、ADL利得(BI利得)が零より大きい利用者をプラス1として評価するのはともかくとして、ADL利得が0の利用者を0として計算するのなら、「維持」を評価することにはならない。たとえば現行の介護予防通所サービスの事業所評価加算のように、状態が変わらない利用者を何らかの形でプラス評価しないと、ADL「維持」等加算の名前に値しないのではないか。
・事業所のサービス提供時間の実態を踏まえて、基本報酬のサービス提供時間区分を「2時間ごと」から「1時間ごと」に見直すこととされているが、2時間ごと(たとえば7時間以上9時間未満)の設定なら、主に時間が短い方の半分(この場合7時間から8時間程度)に集中するのは、事業経営についてのまともな想像力のある人間なら(たとえ現場を知らない有識者や国家公務員であったとしても)予想できたはずである。それを今さら「サービス提供時間の実態を踏まえて」という理由で、時間が短い方の半分(7時間から8時間等)の単価を切り下げるのは妥当性を欠くのではないか。介護事業経営実態調査についても、現状(2時間の区分のうち時間が短い方の半分に事業者が集中している状態)で数値が集計されているはずである。


ADL等維持加算の計算式を見たとき、なにか違和感を憶えたのですが、
やっと気がつきました(苦笑)

 ADL利得 改善 → +1
 ADL利得 維持 →  0
 ADL利得 悪化 → -1

ということなら、「維持」群は評価されてないやん?!

介護予防通所リハビリ等の事業所評価加算のように、

 「改善群×2+維持群」

というような計算なら、まだわかるのですが。

介護報酬案のパブリックコメントは、明日(2月24日)が締切です。