やはり上流の荒廃が気になる

関東甲信以西では梅雨明けしたと見られていますが、
広島県庄原市など、各地で豪雨による災害が猛威を振るっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100717-00000010-maip-soci


庄原市のホームページで人口統計を調べてみました。
(平成22年6月末現在 住民基本台帳登録人口)

総人口:40,857人
65歳以上人口比率:37.4%
75歳以上人口比率:23.5%

こっちの記事で書いた自治体と同等以上に、高齢化あるいは過疎化が進行しているといえましょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/21410840.html


そして、冒頭にリンクを張った毎日新聞の記事の写真を見ると、針葉樹ばかりが目につく印象です。

災害にはさまざまな要因があると思いますが、針葉樹林、それも手入れが行き届きにくい過疎地域での山林の状態が、影響しなかったとは考えにくいところです。
(もちろん、地元の方々を責めているのではなく、防災の点からも過疎や森林施策について問題を考えなければならないのではないか、ということです。)