各国の状況(2/4-3/4)

前回は12月24日を基準日にして、それから新型コロナウイルス感染症による死亡者(人口100万人あたり)がどれぐらい増えたか、ということで記事にしました。
ただし、主にスウェーデンと周辺のスカンジナビア諸国に焦点を当てました。
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2021/02/05/213438

 

今回は、2月4日を基準日にして、人口100万人あたりの死亡者数について、久しぶりにグラフにしてみました。
グラフ化の都合で、人口1000万人以上の諸国を最上位から日本まで対象とし、例外的にワクチン接種が進むイスラエル(8,382千人・2018推計人口)も含めました。

 

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前回も上位だったポルトガルが首位でしたが、チェコが急増して抜いていきました。少し開いて、メキシコ、英国、スペイン、米国と続きます。英国は欧米ではワクチン接種が早い方でしたが、目立った変化は見られません(ワクチン~感染者減~死亡者減には、順調であったとしても時間がかかるとは思われます)。

そして、ポーランド、ペルー。

 

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その次のグループは、フランス、ブラジル、イタリア、ドイツ。その次のチリ、コロンビアも含め、欧州と南北アメリカが多いという傾向は続いています。

 

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以下、日本までまとめて表示しました。ワクチンで先行しているイスラエルは、それほどブレーキがかかっている様子は見られません。日本は、相対的には、少なくとも急増しているという印象はありませんが、日本より「成功」している国は、実は少なくはありません。それはそれとして、ネパールが心配です(毎週木曜日のデータのみでグラフ化しているので、実際はこんなに角ばった動きではないのでしょうが)。