鳥取県の声が届きますか

鳥取県中部で地震がありました。

10月21日、12:12頃のM4.2は、今から思えば前震で、
14:07頃のM6.6が本震だったということなのでしょう。

「豪雪地帯」で家屋が比較的堅牢だったためか、今のところは死者についての報道はありませんが、
負傷者や、多くの住宅、倉吉市役所の庁舎など、被害は広範にわたっているようです。

さて、鳥取県


で触れたように、島根県との合区で、参議院の地方区選出議員がなくなろうとしています。
(2019年改選議員もいるため、完全になくなってはいない。)
もちろん、有権者数が少ない鳥取県側の候補者が島根県側の候補者を負かすことも理念的にはあり得るのですが・・・

鳥取県島根県選挙区は、単に面積が大きいだけでなく、因幡伯耆、出雲、石見、隠岐の旧国単位で五カ国、東西に(隠岐を入れれば南北にも)広がる、地域性も一様ではないとんでもない領域です。

こういう災害が起きると、一票の格差について「機械的平等」を求める弁護士グループ等に、
愚かさ、みたいなものを感じます。
(あくまで私の印象です。)

選挙区以外のことにも気を配れる政治家ばかりだったら、こんな心配をしなくてもいいのかもしれませんが・・・

東日本大震災からの復興よりも東京五輪誘致などの方を優先する政治家たちは現実に存在しますから。

以前にも書きましたが、

発言権と決定権とを分けて考えること、

法案に対する賛否は人口比例でもいいから、国政に対する意見の窓口は過疎地でも維持することを考えるべきではないでしょうか。