蛇足・もし移住するとしたら

まず、(主観的に)非常に重要なことから(謎)

某所で、私のことを「兄貴分」と書いている人がいますが、実はネット活動上では、その人の方が先輩です。
公務員としての見識も、おそらくその人の方が上です。

ですが、私の方が歳を食ってるのは事実なので、つまり高齢者の仲間入りするのは私の方が早いので、
前記事までを踏まえ、老後のために移住するとしたら、どこがよいか、みたいなことを考えてみます。

まず、

 東京圏からの移住を検討する場合、高齢になってからの生活の利便性を考えると、「大都市(札幌、仙台、広島、北九州、福岡)」や「三大都市圏以外の地方型二次医療圏に属する地方都市」が候補となる。その上で、医療余力レベルが6~7、かつ介護余力レベルが4~7の都市を、医療・介護から見て移住の受け入れ余力のある地域と考えた。
 一般に医療施設の新たな建設は難しいが、介護施設は医療施設よりは建設が容易である。これを考慮し、医療余力レベルが6~7、かつ介護余力レベルが3の地方都市を、準地域として加えた。
こういう考え方は、こういう大まかな提言の前提としてはやむを得ないのでしょうが、個人(または家族)として将来を考えるのなら、こだわらない方がよいと思います。

特に、遠方の(つまり食文化などが異なる)大都市圏や地方都市圏よりも、相対的に近くの「過疎地域」の方が、実は過ごしやすいのではないでしょうか。

「地方都市圏」などの分類は人口や人口密度だけで行われており、「過疎地域」とされていても、実際の人口増減傾向などは勘案されていません。
また、前記事の「宮古島」のように間違って分類されている地域があるかもしれません。

そして、それでも遠方に移住するのなら、「老後」に近づいてからよりも、もっと早い時期から動いた方がよいのではないかと思います。
自分自身の心に柔軟性があって、環境への適応力がある間に。

本当は、(希望しない人は)青年期や壮年期に大都市圏なんかに移住せず、ずっと故郷で生活するというような選択ができる。
そういう条件が整えられれば、もっとよいと思います。
これこそ、難しいのでしょうが。

でも、そういうことを含めてライフスタイルなどを考える機会になるのなら、今回の提言は十分に意味があるとも思います。