けさ、5月21日の読売新聞に、
[人生案内]夫の両親 妻側の姓選択に不満
というのが載っていました。
**********
20代後半の会社員女性。昨年結婚し、夫が私の名字になりました。夫婦で話し合って決めたことです。
夫の両親には、「夫側の姓になるのが普通」と言われ、私には姓について話し合う権利もないのか、と悲しい気持ちになりました。
(略)
夫が両親を説得しようとしましたが納得せず、結婚前に会って話すこともできませんでした。すぐには理解できない、何年後になるかもわからないとのことだったので夫の両親の了承を得ないまま、結婚しました。(以下略)
**********
このご夫婦なり夫のご両親なりの批判ではなく、こういう現実もまだあるということです。
「結婚しやすくするため、選択的夫婦別姓制度を検討してもよいのではないか。」
などという識者の意見等に触れた記事も書きましたが、それ以前の問題という感もあります。
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2024/05/19/151453
自民党保守派とされる議員の中には(あるいは最高裁判事の中にも)、こういう現実を見ようとせず、理念上は男女平等だと主張し続けている人もいます。
もっとも、「現実を見ていない」ということに関しては、左派系の政党や政治家の中には、国際社会の現実を見ずに外交安全保障について発言しているかのような人も見かけます。
ああ、左派系ではなく保守系とされている議員の中で、国際社会の現実を見ずに、ロシア側発表の垂れ流しのような発言の人も見かけますが。