居宅介護支援費の件数逓減

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ケアマネ1人当たりの取扱件数が増えていった場合、
居宅介護支援費の報酬合計がどうなるか、というイメージを作ってみました。

黒っぽい線がこれまでの考え方、
赤が、改定告示を日本語として真っ当に解釈した場合の計算、
そして、青が、Q&A1の58で出された方法によるものです。

(もちろん、40件未満は、どの方法でも同じになります。)

従来の考え方は、たしかにペナルティ的に減額幅が大きいのがわかります。
見た目が一番穏やか(自然)なのは、Q&Aで示された方法ではあります。

ただ、
1人当たり60件以上というようなケアマネジメントを、どう評価するか
という問題はありそうです。

真に優秀なケアマネが、そこそこ幸運にも恵まれた場合には、利用者に迷惑をかけたりせずに仕事が全うできるかもしれません。
(でも、突発的な緊急事態が重なって身動きが取れない、という状況は、いくら優秀なケアマネでも起こり得ますが。)

一方、ケアマネを過労死させることも辞さないような悪徳経営者(というより無能な経営者)がいないという保証もありません。



もっとも、私が一番問題にしたいのは、

厚労省が間違いを認めず、こじつけの見解を示している

ということなのですが・・・