いくらでも出てくる問題点

「通院等乗降介助の怪」という記事でも書いたのですが、現行の制度でも「要介護1相当むりやりぶった切り」で整合性が取れなくなっていることは少なくありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/25604293.html

もし、先に国が示したように「軽度者(この場合、要支援1・2)の利用者負担は2割に」という案が通れば、さらにおかしくなります。


まず、状態が軽くなって要介護2から要支援2になったとたん、利用者負担が倍増してしまうこと。

サービススタッフのみならず、被保険者本人も努力してよくなり、引き続き状態の維持改善に努めていただくべきところ・・・これでは、本人や家族に対してインセンティブが働きません。


また、要介護1相当という同じレベルの介護の手間がかかるはずの人々の間で、
認知症があったり状態が不安定の人だけが1割負担
・そうでない人は、サービスの必要性があっても2割負担
ということになります。

国民の理解が得られますか?

まあ、厚労省が叩かれようと、今の政権党や前の政権党がどうなろうと、私には(投票する1票以外には)責任はありませんが。