障害パブコメ(9) 就労継続支援(A型・B型)

14.就労継続支援A型に係る報酬改定について


○就労継続支援A型は利用者と雇用契約を締結し、各種保険等も保障しているにもかかわらず、就労継続支援B型と同じ報酬であるため、報酬を引き上げるべき。
→ 今回の報酬改定では、就労継続支援A型について、手厚い人員配置(7.5対1)の評価、重度者(障害基礎年金1級)の利用についての評価、施設外就労の加算や欠席時対応加算の創設などの充実を行っています。なお、障害福祉サービスの報酬は、利用者への支援を評価するものであり、利用者と事業所の関係と直接の関連はありません。


15.就労継続支援B型に係る報酬改定について


○職員配置10対1(481単位)の事業所が7.5対1(527単位)に変更するにあたっては、このわずかな単価引き上げでは、必要な人員配置はできないので、大幅に引き上げて欲しい。
→ 今回の改定では、重度者(障害基礎年金1級)が一定程度利用する事業所に対する加算の創設など、人員の配置を伴わない加算の充実も行っています。なお、就労継続支援B型サービス費(Ⅱ)の単価は人員配置以外の部分について配慮したものとなっています。


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中断がちで、なかなか進まなかった、障害福祉サービスの報酬改定についてのパブリックコメントも、本記事で最後となりました。

正直なところ、児童デイなどの欠席時対応加算を除いては、私が送った意見は居宅介護などのヘルパー系サービスに限られています。
日中活動など、他のサービスについても勉強しなければならないな・・・とは思っているのですが、なかなか思うにまかせません。

で、最後にこういう余分なひとことをつけて送りました。

 社会・援護局は、障害者自立支援法生活保護法など、介護保険の改定の後追いで処理をしなければならない事務が多く、大変とは思いますが、よろしくお願いします。

社援局の人、どう思ったでしょうね。
忙しくて、それどころじゃなかったかもしれません。