プリゴジン氏「プーチン大統領は騙されて軍事作戦始めた」ショイグ国防相名指しで非難
テレビ朝日系(ANN) 6/23(金) 22:38配信
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏がウクライナ侵攻について「ロシア国防省がプーチン大統領をだまして始めたもの」と主張する新たな動画を公開しました。
プリゴジン氏:「国防省は今、国民をだまし、大統領をだましている。2月24日のいわゆる特別軍事作戦は全く異なる理由で開始された」
ロシアのプーチン大統領は昨年2月24日、ウクライナ東部ドンバス地方のロシア系住民を保護するとして「特別軍事作戦」を開始し、また、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構に加盟し、ロシアを攻撃する恐れがあるとも主張してきました。
プリゴジン氏は今月23日、SNSを更新し、ウクライナはこれまでもドンバス地域を爆撃しておらず、また、ロシアを攻撃するつもりもなかったと述べ、ロシアが主張する特別軍事作戦の目的を完全に否定しました。
そのうえで、「ショイグ国防相や大富豪が自身の利益のために戦争を始めた」などと強調しました。
プリゴジン氏は国防省を度々批判していて、国防省が望んでいた契約も拒否しています。
プリゴジン氏の発言には、ショイグ国防相や「オリガルヒ」と呼ばれるロシア新興財閥らにウクライナ侵攻の責任をなすりつけようとする意図があるともみられています。
一方で、「プーチン大統領がだまされた」とも発言していて、今後、波紋を呼びそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3554397329093623ef524a2e7b834a4196d85298
プリゴジン氏の主張がどの程度信じられるかはともかく、とりあえず、記事として残しておきます。
誰が誰をだまして、というのは、いろいろ考えられそうですが、ロシア側が武力行使に際して使った口実については、少なくともその全ては事実ではないだろう、とは思っていました。
世界中の多くの人々がそうであるように。
中には、どこかの参議院議員のように、ロシア側の口実を信じているか、信じているかのようにブログ等で発信している人物もいますが。