斎藤元彦知事「ネット上でかなり厳しい県職員の皆さんに対する指摘もあった」県職員をフォロー
日刊スポーツ 11/19(火) 13:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/abb7e70c8a62b6bd11cfd291cc9a899d918ab174
斎藤氏の初登庁については、多くのメディアで報道されているので、重要性の割に注目が少なそうな部分のみ抜粋します。
(本当は県公式サイトの知事記者会見から拾いたかったのですが、まだ作成中のようなので。)
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斎藤氏は「今回の問題で職員の皆さんにもこの間、多くのご負担をかけました。とくにネット上でかなり厳しい県職員の皆さんに対する指摘もあったということです」と振り返り、「ただ、多くの県民の皆さんに知っていただきたいのは、県職員の皆さんは本当に真面目に一生懸命働いて、そして県政を日々頑張ってやっていただいています」とフォローした。
「出先機関や現場の皆さん、そして道路やそういった河川とか保健所や、本当にいろんな病院も含めて、いろんなところで本当に真面目に一生懸命やっていただいているのが、兵庫県庁の皆さんでございます」と具体例を挙げて、感謝した。
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県職員がショックを受けたとしたら、斎藤氏の再選ということ以前に、「マスコミと県議会と職員が斎藤氏を嵌めた」など誹謗中傷がものすごかったことではないかと思います。
以前に貼り付けた、ネット上某所の書き込みの、さらに抜粋版。
どこの自治体でも職員労働組合に入るようなヒラはもちろん、ちょっとエラくなっても末端管理職ぐらいでは天下りはまず無縁。
牛タン俱楽部かそれに準じるぐらいに出世しないと、外郭団体のポストなんぞは回ってきません。
というか、若手や中堅もアンケートに答えていますが、かれらが定年を迎える頃には、年金を含めてどんな制度になっているかわからない。
この手の誹謗中傷には、斎藤氏はもっと早くに反応すべきだった。
まあ、今からでも、何も言わないよりマシだけど。
後段の「出先機関や」のくだりは、全くそのとおり。あと、県税事務所なんかも入れてほしい。今回の件で、斎藤支持派、斎藤批判派の両方から文句言われてる可能性が高い。「こんなんで県税払えるか」とか。
【速報】斎藤氏の疑惑調査する百条委委員長が会見「家族が避難」立花氏が自宅前で演説し誹謗中傷と訴え「引きこもってないで家から出てこい」「これ以上脅して自死しても困る」
読売テレビ 11/18(月) 18:17配信
17日の兵庫県知事選挙で再選を果たした斎藤元彦前知事の“パワハラ”などの疑惑を調査する県議会の百条委員会が18日、兵庫県庁で会見を開き、今回の選挙戦で特定の候補者から「言葉の暴力」により「家族が避難を余儀なくされた」などと訴えました。
委員を務めていた県議の一人は18日、議会事務局に辞職願を届け出ています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f861d58585b0c7cb1c505f68e0850e28bb8ebb80
以下、サブ見出しは省略で、
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奥谷委員長は、選挙期間中に「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、奥谷氏の自宅の前で街頭演説を行い、「引きこもってないで家から出てこい」「これ以上、脅して奥谷が自死しても困るのでこのくらいにしておく」と言われたことを明かしました。
奥谷氏は、母親に避難をさせる措置をとったことを打ち明け、「家族が怖い思いをしたのは大変遺憾。今後厳正に対応していきたい」と述べました。
さらに、18日、竹内英明県議が議会事務局に辞職願を届け出たことが明らかになっています。
上野英一委員は、竹内県議から「言葉の暴力が拡散して、家族が狂乱状態までになった。昨晩も話をしっかりしたが、家族から『政治の道から退いてほしい』と話があった」と相談を受けたと話し、「優秀な議員を追い込むほどのネットの怖さ、これを武器として選挙をする怖さがある。この問題をしっかりしないと、この国の政治が歪んでしまう」と危機感をあらわにしました。
奥谷委員長は、「調査を最後までやり遂げることで粛々と調査を進めることが大事。これまで通り調査を進めることに徹したい」と述べました。
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斎藤氏の支持者の中にも、立花氏への批判派が少なくないことは承知しています。
奥谷氏は弁護士ということで、自宅というのは事務所でもあるとは思いますが・・・
そもそも、そこで選挙演説をする必要性があるとは思えません。
立花氏の所業については、その証拠を同氏自身がネット上に公開しているわけで、県警等の今後の動きに注目です。
それから、上のネット上某所の書き込みの「立憲」の後の●●は「竹内」です。
竹内氏は10月下旬にお母さんと死別したばかり(同氏のブログ等)で、その疲れもあり、家族が精神的にも大変な状況になったと推測されます。
で、この手の報道に対して、「逃げたな」とか「斎藤さんや家族はもっとつらいバッシングを受けても耐えていた」とかいうコメントがついたりします。
奥谷氏も竹内氏も、他の百条委メンバーも、法令に基づいた委員会で、法令の範囲内で質疑に当たったものと私は考えています(動画も公開されている分は確認済)。
私が見たところ、パワハラに当たるような委員の言動はありませんでした。
イスを蹴ったり、付箋を投げたり、どこかの市長や知事のように机を叩いたりもなかったはず。
また、かれらが、たとえば斎藤氏の家族に対して誹謗中傷を行ったというわけではありません。
斎藤氏に対しても、奥谷氏や竹内氏に対しても、少なくとも家族に危害が及ぶと思わせるようなネット暴力が許されるとは、全く思えません。
やった人、民事ででも訴えられたら、君たちの負けだよ。