【速報】「コロナ対応並みの臨戦態勢で」 岸田総理が「マイナンバー情報総点検本部」初会合で指示
TBS NEWS DIG Powered by JNN 6/21(水) 14:03配信
マイナンバーやマイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいることを受け、岸田総理は「コロナ対応並みの臨戦態勢で」国民の信頼に向け全力を尽くすよう関係閣僚らに指示しました。
岸田総理
「政府を挙げてコロナ対応並みの臨戦態勢で、国民のマイナンバー制度に対する信頼を1日も早く回復するべく、政府、地方自治体、関係機関、一丸となって全力を尽くしてください」
河野デジタル大臣をトップに、関係省庁で構成された「マイナンバー情報総点検本部」の初会合に出席した岸田総理は、マイナカードの保有者が「マイナポータル」を通じてアクセスできるすべての行政や個人の情報について、今年秋までに総点検を行うよう指示しました。
また、来年秋に予定されるマイナカードと健康保険証の一体化については、その後の1年間の資格確認書の発行期間とあわせた「2年半の猶予期間を活用して一体化に係る国民の不安払拭に取り組むよう」求めました。
このほか、・トラブルの再発防止に向けたマイナンバー登録に関する政省令の見直しや、・各省庁の所管分野の総点検も今年秋までをめどに完了させるよう指示しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/711118e9c60593b0c23a6d16dd749b4ce6c6a5b9
新型コロナの場合は、「臨戦態勢」で、いわばブルドーザー的に対策等を進める必要があったのは理解できます。
ウイルスは待ってくれませんから。
しかし、マイナンバーカードについては、一度立ち止まって、あるいは部分的に保留して、いろいろ検討し直すことが可能ではないでしょうか?
現状で、とにかく別人、悪用等の喫緊の課題には対応する必要がありますから、点検を行うのは当然として・・・
健康保険証との一体化等(特にスケジュール)については、いったん白紙にして、ゆっくり見直すべきではないでしょうか。
だいたい、今の国の省庁は、システムをスケジュールどおりに創設する、運用を軌道に乗せる、というのは不得意のようなので。
COCOAみたいに、「緊急にやれ!」と指示されたときに、「このスケジュールでは無理です」と合理的に問題点を指摘できるスタッフがいないと、新システムは実は失敗しがちです。
イエスマン(イエスウーマン)だけだと、結局は現場が疲弊するだけ。
政府や官庁のメンツ、そんなのどうでもええやん。