北の富士勝昭さん

横綱 北の富士勝昭さん 死去 82歳 大相撲中継の解説で人気
NHK 2024年11月21日 20時44分 

大相撲の元横綱で、幕内で10回の優勝を果たし、NHK大相撲中継の解説者としても長年、活躍した北の富士勝昭さんが、11月12日、病気の療養中だった都内の病院で亡くなりました。82歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241120/k10014644921000.html

 


続けていろいろ書かれていますが、北の富士さんについては、大きく分けて3分野で凄い存在だったと思います。

 

1)力士として
 1970年横綱昇進。ライバル(で親友)の玉乃島関(昇進後に玉の海に改名)と同時昇進。超強かった横綱大鵬の衰えから「北玉時代」の幕開けと期待されたが、玉の海関の急死で、ショックを受けながら横綱の座を守り続けた。1974年引退。幕内優勝、通算10回。

 

2)親方として
 千代の富士北勝海と2人の横綱を育てた。

 

3)解説者として
 1998年相撲協会を退職。NHK専属解説者として人気を呼んだ。

 

今は、3が一番有名かもしれません。その姿しか知らない人も。

私自身は、子どもの頃に玉乃島関を応援していたこともあり、大関から横綱になった頃の印象が強く残っています。

ある日曜の夕方、なぜか早めに風呂に入っていて、出てきたら、本割で玉乃島北の富士に勝ち。13勝2敗同士で迎えた優勝決定戦で北の富士が勝ち、優勝しました。
前の場所でも優勝していた北の富士の昇進は確定でしたが、玉乃島も昇進できて、うれしかったことを憶えています。

 

今夏に北の富士さんがビデオ出演したとき、もう解説者としての復帰はないかもしれないな、と思いました。
そういう予想を裏切ってくれたらよかったのですが。

 

ご冥福をお祈りいたします。
あちらで、玉の海さんや、愛弟子の千代の富士さんたちと、おいしいお酒をお飲みください。