兵庫県知事選 稲村氏後援会がSNS凍結めぐり告訴状提出
NHK 11月22日 17時59分
兵庫県知事選挙に立候補した稲村和美氏の後援会が、選挙期間中にSNSのアカウントが凍結されたことについて、不特定多数の人物がSNSの管理者に対してうその通報を一斉に行った疑いがあるとして、22日、偽計業務妨害の疑いで兵庫県警に告訴状を提出しました。
(略)
また、これとは別に、後援会は22日、不特定多数の人物が選挙期間中、稲村氏に関してSNS上に「外国人参政権を進めている」とか「尼崎市長時代に退職金を大幅に増額させた」などとうその投稿をして選挙運動を妨害したなどとして、公職選挙法違反の疑いで告発状を提出したことも明らかにしました。(以下略)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20241122/2020027071.html
兵庫文書問題 百条委員長がSNSでの名誉毀損で刑事告訴
NHK 11月22日 20時23分
兵庫県知事選挙をめぐって県議会の百条委員会の委員長を務める議員が、候補者だった1人にSNSで虚偽の内容を投稿され名誉を毀損されたとして警察に刑事告訴したことが、議会関係者などへの取材で分かりました。
(略)
議会関係者などによりますと、奥谷氏(引用者注:百条委の委員長)は、県知事選挙をめぐって、候補者だった政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏にSNSで「奥谷氏は悪人であり、告発文書を作成した県の元幹部が死亡した原因を隠ぺいした」という趣旨の虚偽の内容を投稿され名誉を毀損されたとしています。
さらに、立花氏の投稿を受けてSNS上では奥谷氏に対するひぼう中傷がなされるなど社会的名誉が大きく損なわれたとしています。
また、立花氏が選挙期間中に自宅兼事務所の前で街頭演説した内容について脅迫にあたるなどとして県警に被害届を出しました。
(略)
一方、立花氏はNHKの取材に対し「警察から任意の事情聴取があると思うので、捜査には協力し、真実相当性があるなど違法性が阻却されることを説明していく。脅迫にあたるなどとされた点もいずれも無罪であると確信している」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20241122/2020027069.html
まあ、この2件については、ある程度は予想されていた動きです。
ちなみに、
告訴(被害者が行う)・・・稲村氏後援会、奥谷氏
告発(被害者など以外が行う)・・・稲村氏の被害に後援会が行う
被害届(原則として被害者や法定代理人が行う)・・・奥谷氏
ということなのでしょう。
予想外だったのが、こちら。
PR会社が齋藤元彦氏のSNS戦略を「手の内自慢」...問われる公選法との整合性 斎藤氏側は依頼自体を否定
J-CASTニュース 11/22(金) 19:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d8795572258c721ab9700492f42944782b5b721
広報やPRのコンサルティング事業などを行う「merchu(メルチュ)」の代表が、2024年11月17日に行われた兵庫県知事選挙で、再選を果たした齋藤元彦氏の広報・SNS戦略を担当していたとnoteで明かした。これに、報酬を得ていれば公職選挙法違反ではないかとの疑問が相次ぎ、注目が集まっている。実際はどうなのか。弁護士の見解を聞いた。
なお、斎藤氏側はSNS戦略の企画立案は依頼しておらず、あくまでポスター制作等を依頼したとして、公職選挙法への抵触を否定している。(以下略)
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斎藤氏が「ぼっち」ではなく、参謀というか知恵袋みたいな存在がついているのであろうことは(少なくとも一部では)推測されていました。
どこまで支援したか、ネット上の「勝手に応援団」まで関与しているかはわかりませんでしたが、ともかく斎藤氏本人には公職選挙法違反の疑いがかからないように、工作?か何かしてあるだろうから、このルートからの選挙違反~失職というのは、まずないだろうな、とも思っていましたが・・・
まさかの「自慢」「自爆」。
merchu代表の折田楓氏は、その後、noteの一部を削除していますが、その行為自体が「違法性の認識」があったという証拠にもなりかねません。
一部削除前のnoteも、WEB魚拓で出回っています。
私も、元の魚拓と改変後のnote、両方を保存しています。
さあ、どうなるでしょうか。