前記事の続きで、こどもの頃の遊びです。
「まるかき」。
4人でないと不可というわけではなかったと思いますが、下図では便宜上、A~Dの4人で遊ぶイメージにしています。
地面に十字型に線を引きます。それぞれ、靴のかかとを中心に、つま先に描く道具(木の枝や釘など)を持った手をつけて、コンパスのように丸を1個ずつ描きます。これが自分の陣地(歩ける範囲)になります。
じゃんけんをして、負けた人間が鬼になり、他の人間の体にタッチしにいきます。
他の人間はタッチされないように自陣内の鬼から遠い地点で避けます。
鬼もそれ以外の人間も、自陣の丸から出ないようにしなければなりません。
一連のプレイが済むと、鬼はタッチできた人間の数だけ丸を描くことができます。
鬼にタッチされずに済んだ人間も、丸を描くことができます。
下図で、Aが鬼で、BかCにタッチできたとすると、赤の点線のように攻撃的な丸を描いてもよいし、青の点線のように逃げ場を作る方向に描いてもかまいません。
「1番さん2番さん」。
ソフトテニスのボールのような、比較的小さい、柔らかめのボールを使うことが多かったと思います。
参加者に1番、2番、3番・・・というように番号を付しておきます。
2階の屋根は高すぎるので、1階の屋根のように手頃な高さのものにボールを投げ、同時にそれをキャッチすべき者の番号を呼びます(「2番」のように)。
呼ばれた者はノーバウンドでキャッチし、また次にキャッチすべき者の番号を呼びながらボールを投げます。
ノーバウンドでキャッチできなかった者(ここでは便宜上「鬼」とします)は、地面に落ちたボールを捕まえて「ストップ」と叫びます。
他の参加者はボールがキャッチされなかった時点で一斉に逃げ出しているはずですが、「ストップ」の声がかかってからは動いてはいけません。
鬼は、3歩までは動くことができます。そして、逃げた人間にボールを当てたら、当てられた人間に「1刑」がつきます。当てられなかった(投げられた人間がキャッチした場合を含む)場合には、鬼に「1刑」がつきます。
刑が累積して、「4刑」になったら、罰ゲームとして、「しけい」になります。
(壁際に立たされ、ボールを投げられる。)
このときも、首から上は狙わない、とか、オーバーハンドのきつい玉は投げないとか、いろいろ暗黙のルールがあったような気がします。
昔のことを思い出すのは、歳を取ったせいなのかなあ・・・