こどもの頃の遊び

ついでに、正月以外の遊びも思い出しました。

まず、「すいらん ぼっかん」

帽子(野球帽、体育のときの帽子などのように、つばのある帽子)の「つば」を向ける方向で、役割が違います。
野球の捕手のように後ろに向けてかぶるのが「すいらん」、横向きが「ぼっかん」、前向き(通常どおり)が「ほんかん」。
2チームに分かれ、「ほんかん」は各1名のみ、「ぼっかん」「すいらん」は、各1名以上。

「ほんかん」は、「ぼっかん」に勝ち、タッチすると捕虜にできます。捕虜になると、相手の陣地に連れて行かれます。
同様に、「ぼっかん」は「すいらん」に勝ち、捕虜にできます。
「すいらん」は、「ほんかん」にタッチすると勝ちます。「ほんかん」が負けると、ゲームオーバーです。

捕虜になって敵陣につながれた味方は、味方がタッチすると救出できたような記憶がうっすらとありますが、あまり自信がありません。

後になって(大人になって)から気がついたのですが、「すいらん」は水雷艇、「ぼっかん」は(水雷艇などの)母艦、「ほんかん」は本艦(旗艦である戦艦か)という、一種の軍艦ゲームだったと思われます。
正式名称は何だろう?


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次に、「ワンバンノーバン」

標準的な形では、地面に正方形を書いて、それをさらに四つに区切ります。
上位から「天」「大」「中」「小」として、ドッジボールなどを使って、普通は自陣でワンバウンドしてから任意の方向の相手に手で打ち返します。
失敗する(打ち返せないとか、相手陣内でバウンドせずに外に出てしまうとか)と、自分の順位が落ちます。
(ひとつ落ちるのだったか、最下位(小)まで落ちるのだったか、記憶がはっきりしません。)
自分より上位の人間が落ちると、それより下位の人間が繰り上がります。

問題がいくつかあり、ひとつは「ワンバンノーバン」という名前。
ノーバウンドで打ってもよかったんだったかな?(その場合、サーブのとき以外だったような気も)
配置も、最上位(図の場合なら「天」)と最下位(小)が対角に配置されるような情報もネット上では見かけます。
この手のルールは、たぶん地域や学校などでいろいろあったのだろうと思います。

四人制ではなく、二人制(これは記憶あり)、八人制など多人数パターン(私よりも年長の親族=ただし故人=から聞いたように思います)もあったようです。


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注:記事の投稿時刻が1月3日午前中になっているのは、作成中に訪問客があって中断したためです。