(時事通信 10月13日(火)17時46分配信)
東日本大震災の津波で死亡した宮城県山元町の私立ふじ幼稚園の園児6人の遺族が、園側に計約2億5000万円の損害賠償を求めた訴訟は13日、仙台地裁(高宮健二裁判長)で和解が成立した。
東日本大震災の津波で死亡した宮城県山元町の私立ふじ幼稚園の園児6人の遺族が、園側に計約2億5000万円の損害賠償を求めた訴訟は13日、仙台地裁(高宮健二裁判長)で和解が成立した。
遺族側代理人によると、園側が1遺族当たり和解金300万円を支払うほか、防災マニュアルの充実に努め、慰霊碑の設置も検討する内容という。
訴状によると、地震発生直後、職員らは園舎倒壊の恐れがあるとして、園児51人を送迎バス2台に避難させた。待機中に車内が津波で浸水し、園児8人と職員1人が死亡した。遺族は「職員らが情報収集を怠り、避難に向けた行動を取らなかった」と主張していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000084-jij-soci
とは状況の相違があるかもしれませんが、「防災マニュアル」というのが和解条件の(たぶん重要な)ひとつになっていることは共通するのだろうと思います。
責任の所在も遺族にとっては重要かもしれませんが、今後このようなことが起きないように、という努力は、大災害を経験した時代に生きている私たち全員の責任であり願いでもあるのではないでしょうか。
の概略の位置図を再掲します。Bが被災時の幼稚園(の概略位置)ですが、山側の方に新築移転したようです。