看護師の追加試験、雪で体調崩した人も

看護師の追加試験、対象拡大=雪で体調崩した人も―厚労省

時事通信3月3日(月)17時38分配信)

 厚生労働省は3日、大雪のために今年の看護師国家試験を受けられなかった人のために予定している19日の追加試験について、受験できた人でも、雪のために体力を消耗し、調子を崩しながら受けた人も認めると発表した。田村憲久厚労相が国会答弁で答えた。
 医政局によると、対象者は2月16日に行われた宮城、東京、愛知の3都県の看護師国家試験の受験者。雪のために受験できなかった約700人のほか、受験できた人でも、雪によって本調子ではなかったなどの理由を申出書に記載し、認められれば受けられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140303-00000111-jij-pol


交通機関の乱れなどによって受験会場まで行けなかった人はともかく、
体調不良も認めることについては、ネット上でも疑問の声があるようです。

その是非については(私も思うところがないわけではありませんが)触れずに、厚生労働省の案内ページを。
(レイアウト等は少し変えています。)


第103回看護師国家試験の追加試験の受験対象者の追加について


試験日
 平成26年3月19日(水)

試験地
 宮城県、東京都及び愛知県(受験票※記載の都県)
 ※2月16日試験の受験票(追加試験用に改めて受験票は発行しません)

試験会場
 決定次第ホームページに掲載する。また、受験資格を認めることを証する書類に当該受験者の試験会場を記載する。

試験科目
 第103回看護師国家試験と同様

受験資格
 平成26年2月16日(日)に第103回看護師国家試験を宮城県、東京都又は愛知県の受験地で受験した者で、大雪の影響により、試験会場までの移動に相当の時間を要し、万全な体調で受験できなかった者のうち、別添申出書を提出し厚生労働大臣に受験を認められた者

受験手数料
 徴収しない

合格発表
 平成26年3月29日(土)午後2時に厚生労働省ホームページに発表する。

受験希望者の手続き
 受験を希望する者は申出書(ここには様式のURLが表記されていますが、うまく表示できないので省略)に、受験票のコピーと返信用封筒(長形3号の封筒に「速達」と表示し350円分の切手を貼付)を添えて「看護師国家試験追加試験受験申出書在中」と表面に朱書きし、3月8日(土)(消印有効)までに厚生労働省医政局医事課試験免許室に提出すること。3月9日(日)以降の消印の申出書については無効とする。
 なお、審査の結果受験を認められた者については、2月16日(日)に行われた第103回看護師国家試験については、結果の如何にかかわらず、その受験は無効となるので注意すること。審査の結果受験を認められた者については、別途、受験資格を認めることを証する書類を交付する。
 また、申出書の記載内容に虚偽の事実があった場合には、第103回看護師国家試験追加試験を無効とする。

 当日の試験会場への入場方法等詳細については、追って郵送させて頂く「受験者留意事項」で確認すること。
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/0000038779.html

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「虚偽申請の場合は無効」というのは当然として、
要するに、
「体調不良の場合は2月16日分の受験をなかったことにして受け直すことができる」
ということなんですね。
オリンピック競技の一部のように「高い点数の方を採用する」というわけではないので、念のため。