記事タイトルは短くしていますが、正確に紹介すれば、
という本です。
「歴史街道」2013年11月号の「杉原千畝とサムライたち」という特集記事について触れましたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/32515749.html
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/32515749.html
かれら外交官たちによってユダヤ難民の命はつながれましたが、しかしビザの日本滞在期間は限られたものでした。
その期間延長などに尽力した小辻節三を取り扱ったのが、この本です。
杉原千畝については、奥様など同時代を知る人の証言もあり(著作物も複数あります)、知る人には知られていますが、小辻節三については、日本ではほとんど知られていないといってよいでしょう。
著者の本業は俳優ということになりますが、そういうことを意識せず、すぐれたドキュメンタリーとして、ほぼ一気に読んでしまいました。