東日本大震災から3年が経とうとしています。
たぶん、今週から来週にかけて、マスメディアなどでも震災の特集が増えるのでしょう。
「震災を、被災地の実状を、忘れないように」というのは大切なことです。
ただ、報道の方法によっては、テレビの映像などを見て、心を痛める人が少なくないかもしれません。
親しい人や、自分自身が津波に巻き込まれた人などの中には、
心の傷(心的外傷、トラウマとも)を負っていて、
心的外傷後ストレス障害(PTSD)を起こす場合もあります。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)を起こす場合もあります。
「現実を直視する」ということと
「PTSDが起きかねないぐらい辛い映像を見る」ということとは同じではありません。
「PTSDが起きかねないぐらい辛い映像を見る」ということとは同じではありません。
被災者ではない人々、特に防災や人々の安全に責任を負う立場の人々にとっては有意義な映像も、
被災者にとっては直接見ない方がよい場合もあるでしょう。
被災者にとっては直接見ない方がよい場合もあるでしょう。
もちろん、PTSDなどについては個人差があります。
大丈夫だと思っていたレベルの刺激でも起きることはあります。
大丈夫だと思っていたレベルの刺激でも起きることはあります。
もし、あなたや、あなたのお子さんたちに何らかの症状が起きたとしても、
それは、あなたやあなたのお子さんたちが悪いのではありません。
それは、あなたやあなたのお子さんたちが悪いのではありません。
あなたがたが弱い、というわけでもありません。
そして、そういう症状も、いつか癒えるでしょう。
(癒やすために専門家に協力を求めるのは有効な手段です。)
(癒やすために専門家に協力を求めるのは有効な手段です。)
もうひとつ。
以前から言われていることですが、
あなた方が生き残ったことについて、自分自身を責める必要はありません。
生き残れなかった人たちも、あなたがたが生き続けてくれることを願っているでしょうから。
生き残れなかった人たちも、あなたがたが生き続けてくれることを願っているでしょうから。