政治家や政党の納税意識

マイナンバー法案可決

参院委 山下議員が反対討論

しんぶん赤旗 2013年5月24日(金)

 国民すべてに番号をつけ、税や社会保障などの個人情報を国が一元管理する「共通番号(マイナンバー)」関連法案が23日の参院総務委員会と内閣委員会で自民、公明、民主、維新、みんな、みどりの風の賛成多数で可決されました。日本共産党、生活、社民は反対しました。

 参院総務委員会の反対討論で日本共産党山下芳生議員は、(1)個人情報を容易に照合できる仕組みとなり、プライバシー情報が容易に集積され、プライバシー侵害などが常態化する(2)初期投資が3000億円も要しながら、具体的なメリットや費用対効果がしめされていない(3)徴税強化や社会保障給付削減の手段とされなかねない、と指摘しました。
(以下略)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-24/2013052402_01_1.html


当ブログでは、特定の政治家や政党について論評する場合、
その政治家や政党を批判する意図は(それほどは)ありません。

何らかの課題についての私の考え方があって、それとその政治家や政党、あるいは「有識者」と呼ばれる人々の主張との相違点について述べることは(ときどき)あります。

で、この(いわゆる)マイナンバー法案については、いろいろ危惧の声があることは承知しています。

ただ・・・・・・

徴税強化や社会保障給付削減の手段とさねかれない

ってねえ・・・

税務当局が個人や法人の所得や資産をなるべく正確に把握して、より適正な課税になるよう努めるというのはまずいのでしょうか?

地方税社会保険関係費用(年金保険料など)も所得税情報に由来しているものが多いし、
それらの滞納処分を行うにしても資産などの把握は必要です。

真面目な納税者との公平性のためにも、「脱税」や「滞納処分逃れを意図した所得隠し」は暴かれるべきだと思うのですが・・・

公租公課を負担する力のある人々が不当にそれを逃れると、
大多数の真面目な納税者の負担がより重くなるのですが・・・

まあ、納税意識が低いのは、日本共産党に限った話ではないのかもしれませんが・・・