「八重の桜」オープニングの傘開きシーン

NHK大河ドラマ「八重の桜」で、オープニングの最後に桜色の傘が次々に開いていく場面があります。
http://inawashiroko.cocolog-nifty.com/chikara/2013/01/nhk-3cb4.html

猪苗代町振興公社のブログ?などによると、
http://www.inawashiro.or.jp/diary/1059/

昨夏ここ「猪苗代町磐梯山牧場」で、会津若松や猪苗代をはじめ原発事故で会津に避難している地域の児童を含む総勢365人の小学生が参加し、作り上げたシーンなのです。
その日は、いつになく残暑が厳しくみんな玉のような汗をかきながら、慣れない浴衣姿と京都の老舗が作成した本物の特注桜色の和傘を使っての撮影となったもので、2時間以上に及ぶロケの大作です。
ということなんですね。

それまでが暗めの場面、暗めの音楽だったのが、一転して明るい画面、明るい曲調に変わります。
(「・・・明るい画面、明るい色調に変わります」と書いていました(笑) 2013/01/26 21:20修正)

幕末から戊辰戦争(官軍による会津征伐)という時代から、
明治期に入ってからの京都での八重の再スタート、
あるいは、伝統的な女性観を覆す八重の生き方が、他の女性たちに広がっていくイメージなのかもしれません。

そして、深読みすれば。

会津からは、事故現場は、けっこう離れていますが)
原発事故で傷ついた福島の再生のイメージも重ねているのかもしれません。