タワゴトの続き

「首長さん」への批判めいたこと(特定の人物を指してはいないつもりですが)を書いたので、ついでに。

私は、地方自治体というのは派手なことをしなくてよい、と思っています。

地味でかまわない。
住民の生活が不便でなければ、首長も一般の公務員も目立たなくて結構。

行財政改革にしても(この必要性自体は否定しません)、
「改革やってます」というポーズで組織を大いじりするのは疑問の場合があります。
看板代えると金かかるし、下手すりゃ、変更後の組織でワケのわからん肩書きのエライ人ばかり増え、肝心の仕事をするヘイタイが減員になったりもします。

それより、たとえば、地道に生活保護ケースワーカー介護保険担当者、あるいは税の徴収担当者のレベルを上げていけば、結果として、「仕事の質・量」VS「人件費コスト」の効率が改善するのではないか。

そのためには、少なくとも、そういう「不人気職場」(一般論ね)を望んでいたがるような職員がいれば、その希望を尊重すべきだし、人事異動の間隔ももう少し長めに設定してしかるべきではないか。

そういうことを(も)考えて選挙に出る人物は出ないのでしょうか。
そういう主張をする候補者を当選させるほどには、有権者の意識は成熟していないのでしょうか。

そもそも、こういう主張は、現行の地方自治体には合ってないのでしょうか。