2025世界MD4/28

世界ミックスダブルス(MD)カーリング選手権は、各チーム3試合を消化。

日本代表(松村千秋・谷田康真組)は、ノルウェーに敗れ、チェコに勝って、通算2勝1敗となりました。
以下、動画等ではなく、公式サイトの図面だけから推測するという「暴挙」で最終局面を考えてみます。
(だから、実際のゲームとは多少の差異があるかもしれません。)

 

      1 2 3 4 5 6 7 8 計
日本 *    1 0 2 0 1 0 1 0  5
ノルウェー 0 1 0 2 0 1 0 4  8

 

※得点の赤は、パワープレーを選択したエンド。

パワープレーほか、MD特有のルールについては、こちらで触れています。https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2023/02/18/215508

 

接戦で、概ね日本が先行する試合。
不利とされる先攻で迎えた最終第8エンド。
松村選手の最終投は、ガード(図の左側。センターライン上の赤の右側の赤)。
ノルウェー(黄)が左方向から赤のNo.1を狙ったとしても、黄の2個がバックガードとなって、テイクアウトはしにくい形。

ノルウェーの最終投は、そのガードの赤(右側)を「弾丸」にしてランバック。ハウス12時方向の黄に当てて、その左下の赤No.1のテイクアウトに成功します(図の右側)。
直前の赤のガードの置き方に議論はあるかもしれませんが、これを決めたノルウェーをほめるべきではないかと思いました。

 

    1 2 3 4 5 6 7 8 EE 計
日本 *  0 0 1 1 0 2 0 2  1  7
チェコ 2 1 0 0 1 0 2 0  0  6

 

チェコ戦は、どちらかといえば相手が優位に進みましたが、第8エンドで追いつき、エクストラエンド(延長)に持ち込みました。
今回も、不利とされる先攻。
松村選手の最終投は、ハウス中央付近の赤につけるフリーズショット(図の左側)。No.1となります。

チェコの最終投の速さ(ウェイト)まではわかりませんが、赤石2個を出し切ることはできず、No.1は赤のまま。
ダブルテイクアウトは難しく、チェコは他の手段(右側からのドローとか、5時方向の黄を使ったランバックとか)も検討すべきだったかもしれませんが、これは松村選手のフリーズが絶妙だったということではないかと思います。