記者会見問題についての雑談

テニスの大坂なおみ選手の「記者会見拒否」問題については、2018年全米オープン以降、鬱で苦しんでいたこと等を彼女が公表し、いろいろ動きが出てきているようです。

 

個人的には、記者会見には基本的に応じるが、不適当な質問には回答しないことも可能、というあたりが(彼女とは関係なく、スポーツ選手一般として)ありそうなところかな、と思います。

 

たとえば、全仏オープンでの勝者への記者会見なら、その大会に関する質問は当然。
誠実に答えるか、多少ユーモアをもってファンサービス的に答えるかは、その選手のセンス次第。
敗者については、「今日は悪かった、全英や全米で頑張ります」でもよし。

 

もしも全仏オープンでの記者会見で「東京五輪は開催すべきか」というような質問が出たら、「感染症や公衆衛生の専門家ではないので答えられない。IOCや日本の担当部署に尋ねられたし」と返してもいいんじゃないかな、と思います。

 

あと、可能なら、質問したマスメディアの名称(記者の個人名は難しくても)は公表してほしい。
どのテレビ・新聞・専門誌・雑誌の記者がよい質問をしたか、くだらない質問を強要したか、など、今後の参考にしたいので。

 


さて、日本国内の話です。

 


菅原氏辞職「回答することない」 菅首相
時事通信 6/2(水) 11:02配信

 菅義偉首相は2日、自民党菅原一秀経済産業相衆院東京9区=が議員辞職願を提出したことに関し、報道各社からの取材要請に応じなかった。

 内閣記者会の幹事社による「ぶら下がり」取材の申し入れに、秘書官を通じて「首相として回答することはないので受けない」と返答した。

 菅原氏は首相に近いとされる。加藤勝信官房長官は同日の記者会見で「誠に残念だ」とした上で、「政治活動については自らが説明責任を果たすべきだ」と述べるにとどめた。
最終更新:6/2(水) 13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2149243e295a98875750b0aca87ec7afd27f489


首相、菅原氏疑惑を陳謝 公明党代表に、会期延長否定
共同通信 6/2(水) 13:38配信

 菅義偉首相(自民党総裁)は2日、公明党山口那津男代表と官邸で会談し、菅原一秀経済産業相の現金配布疑惑を巡り「ご迷惑をお掛けしている」と陳謝した。併せて、今国会の会期は延長せず、残る法案の成立に全力を挙げることで一致。今国会で2021年度補正予算案を編成しない方針も確認した。会談後、山口氏が記者団に明らかにした。
最終更新:6/2(水) 13:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/de5ea27664b8b817b21238d619fe0cd3ec5cffee

 


記者会見は拒否するけれど、公明党への陳謝は行ったというわけですね、自民党総裁は。