前回は昨年11月5日を基準にして、そこから12月24日までの死亡者の変動状況(人口100万人あたり)でしたが、
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2020/12/25/215333
今回は12月24日を基準にして、2月4日まで、6週間の変動状況です。
今回の色塗りは何かというと、水色がスカンジナビア諸国(フィンランドは狭義のスカンジナビアには入らないことが多いのですが、スウェーデンの支配下だった時代もあり、地理的文化的に近い国として含めています)で、灰色はその近隣諸国です。
スウェーデンの集団免疫について、某掲示板で頻回に言及する人があったので、人口あたりの死亡数で比較するのがわかりやすいかと思いまして。
結論からいえば、スカンジナビア諸国の中では死亡者の割合が高い方であり、近傍の北欧諸国と比べても、特に少ないとはいえない、ということ。
つまり、「集団免疫が効いている」とはいえない状況です。
なお、日本については、それら諸国の中では「優等生」であるフィンランドやノルウェーよりもいくらか少ないレベルではありますが、死亡者が増えてきているのは事実です。
(つづく)