引き続き縦軸の目盛を拡大し、下位の諸国を見ていきます。
このレベルとしては、タイが急増中。台湾は一時深刻な状況でしたが、減少に向かっているように見えます。ウクライナ、米国、ドイツ、フランス、イタリアなどは、大きな目で見れば減少、ただし、米国や、先に低位にたどり着いていた英国など、ややリバウンド的な動きも見えます。デルタ株などの影響でしょうか。日本は減少傾向が(このあたりまでは)続いています。緊急事態宣言の効果で、大阪などの医療崩壊の危機から一応脱したということでしょうか。
そのさらに下位のレベルなので、傾斜が急に見えても驚くことはありませんが、イスラエルでリバウンド的な増加が見られます。デルタ株などの影響か、若年層などでワクチン接種率が頭打ちになっているためか。
減少してきた日本も、増加に転じれば、感染者数→重症者数→死亡者数の順で影響が出てくるので(すでに感染者数は増えてきていますが)、注意が必要です。