FAXの誤送信

西宮市でコロナ患者の個人情報2度流出 職員がFAX誤送信も確認せず/兵庫県
サンテレビ 8/15(土) 18:11配信

兵庫県西宮市は新型コロナウイルスに感染した患者4人の個人情報が記載された資料を、誤って関係のない市民の家にFAXで2度送信するミスがあったと発表しました。

西宮市によりますと、8月7日と13日の2回、市内の医療機関に送信する予定だった新型コロナウイルスに感染した男女4人の氏名や住所、それに職業などが記載された資料を誤って市内の個人の住宅にFAXで送信したということです。

保健所の職員が資料を作った際、間違ったFAX番号を記載し、資料を受け取った市民から連絡があったということですが、保健所は連絡の後に番号の記載ミスがなかったか確認をしておらず2回目の誤送信が起きました。

西宮市はFAXを受け取った市民に破棄を依頼したものの、直接の確認はしていません。

市は今後、関係部署と協議して対応を検討するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f1d5648062c0b18ba18a0fd48e49e20d368db2

 

 

すでにネット上その他でたっぷり批判を浴びていますが、
「市は今後、関係部署と協議して対応を検討する」ということなので、
微力ながら、その参考になれば。
(いや、市の関係者は、たぶん、このブログなんかご覧になっていないでしょうが。)

 

市からご送信されたFAXを受信し、連絡をいただいた市民の方には、市の職員が直接出向いた方がよいと思います。

 

・まず、2度にわたる誤送信のおわび。
・連絡いただいたことへのお礼。
・こういうことが起きた原因の説明
・今後の防止策についての説明
・誤送信したFAX(紙)の回収(または破棄済であることの確認)

これぐらいは必要でしょう。


というか、これだけのことをしておけば、個人情報の記載のあった患者4人の方への説明も、いくらかしやすくなるのではないでしょうか。

 

なお、保健師保健師長や課長等を含む)、保健所長(通常は医師)といった実働部隊は余分な業務はできないと思うので、どの職員のミスかにかかわらず、事務職員の副所長級とか、保健所が大変なら(大変だと思いますが)市役所本庁の然るべき職の人物とかが訪問することが適当ではないかと思います。

また、時節柄、自宅に直接出向かれることを先方が拒否される場合には、その意向に反しない程度で誠意を尽くし、記録しておくことが考えられます。