福岡県・大分県等の大雨について(第16報)
1 厚生労働省における対応
○ 07/06 07:00 厚生労働省災害対策本部設置
10:20 厚生労働省災害対策本部第1回会合開催
○ 馬場大臣政務官の政府調査団派遣
(略)
○ 職員の現地等への派遣状況
・7/6、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員、現地の厚生局・労働局職員を福岡県に8名、大分県に3名派遣。
・福岡県東峰村の特別養護老人ホーム宝珠の郷へ日田労働基準監督署から職員を2名派遣。
・7/7、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員を福岡県・大分県に引き続き派遣。
・特別養護老人ホーム清和園へ本省職員を派遣し、問題が無いことを確認。
・7/8、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員、現地の厚生局・労働局職員を福岡県・大分県に引き続き派遣。
・避難所の状況等を確認するため、厚生労働省職員(保健師等)2名を福岡県に派遣。
・7/9、内閣府松本特命担当大臣を長とする政府調査団に九州厚生局長ほか2名を派遣。
・福岡県庁に設置された政府現地連絡調整室に九州厚生局から1名を派遣。
○ 07/06 07:00 厚生労働省災害対策本部設置
10:20 厚生労働省災害対策本部第1回会合開催
○ 馬場大臣政務官の政府調査団派遣
(略)
○ 職員の現地等への派遣状況
・7/6、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員、現地の厚生局・労働局職員を福岡県に8名、大分県に3名派遣。
・福岡県東峰村の特別養護老人ホーム宝珠の郷へ日田労働基準監督署から職員を2名派遣。
・7/7、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員を福岡県・大分県に引き続き派遣。
・特別養護老人ホーム清和園へ本省職員を派遣し、問題が無いことを確認。
・7/8、医療・福祉・水道の状況を確認するため、厚生労働省職員、現地の厚生局・労働局職員を福岡県・大分県に引き続き派遣。
・避難所の状況等を確認するため、厚生労働省職員(保健師等)2名を福岡県に派遣。
・7/9、内閣府松本特命担当大臣を長とする政府調査団に九州厚生局長ほか2名を派遣。
・福岡県庁に設置された政府現地連絡調整室に九州厚生局から1名を派遣。
2 医療関係
(1)医療施設(精神科病院を除く)の被害状況
[1] 病院、有床診療所
・福岡県・・避難指示又は避難勧告が出た9市町村に所在する全ての医療施設(病院64、診療所86)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。(朝倉市の1透析診療所が断水しており、近隣施設で対応中。)
7月7日6時30分以降、新たに避難指示又は避難勧告が出た2市1町に所在する全ての医療施設(病院103、診療所115)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
・大分県・・避難指示又は避難勧告が出た4市に所在する全ての医療施設(病院41、診療所56)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
・熊本県・・避難指示又は避難勧告が出た12市町村に所在する全ての医療施設(病院34、診療所42)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
・山口県・・避難指示又は避難勧告が出た2市に所在する全ての医療施設(病院44、診療所50)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
・佐賀県・・避難勧告の出た1町に所在する全ての医療施設(病院3、診療所2)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
[2] 無床診療所 各県と連携して引き続き情報収集に努める。
・福岡県・・断水2箇所(朝倉市)。診療不可。
床上浸水1箇所(朝倉市)。医療機器損傷で診療不可。
床下浸水1箇所(朝倉市)。泥の堆積のため診療不可。
・大分県・・避難指示又は避難勧告が出た4市に所在する全ての診療所(104施設)と連絡をとり、被害状況を確認。現時点では被害報告は無し。
(2)DMATの状況
[1] 福岡県
DMAT計10隊が医療活動を実施していたが、病院搬送などが必要な急性期の医療ニーズが減少したことに伴い7月9日より体制を見直し予定。
・福岡県内のDMAT1隊が福岡県災害対策本部(DMAT調整本部)で活動中。
・福岡県内のDMAT3隊を朝倉市災害対策本部に派遣。7月8日をもって終了予定。
・福岡県内のDMAT1隊を朝倉市甘木公園に派遣。避難させる住民のうち治療の必要がある住民を朝倉医師会病院へ搬送させる活動に従事。7月8日20時までに14名を搬送。住民の避難が概ね完了したことに伴い7月8日をもって終了予定。7月9日以降、病院搬送が必要な患者が発生した場合には、通常の医療体制の中で対応予定。
・福岡県内のDMAT3隊を朝倉医師会病院支援のために派遣。7月8日をもって終了予定。
[2] 大分県
・日田市小野地区の住民の医療ニーズの把握のためDMAT1隊を派遣。病院搬送などが必要な医療ニーズがないことを確認し、終了。
・日田市小野地区の住民の医療ニーズの把握のためDMAT1隊を派遣。病院搬送などが必要な医療ニーズがないことを確認し、終了。
3 心のケア・精神科病院関係・障害児者支援関係
(1)精神科病院等の被害状況
[1] 福岡県
現時点で被害報告なし。引き続き情報収集に努める。
[2] 大分県
現時点で被害報告なし。引き続き情報収集に努める。
(2)DPATの状況
[1] 福岡県
2隊(太宰府病院、福岡県精神保健福祉センターチーム)が待機中。
7月7日にDPAT統括者が保健師チームに帯同し、避難所等の精神保健医療ニーズを確認したが、派遣要請なし。引き続き、避難所等の精神保健医療ニーズについて情報収集に努める。
(つづく)