北海道・東北の状況

前記事の、医療・介護の余力のデータについて、地域別に見ていきます。

レベルは医療・介護とも1~7で、7が(余裕が)最大です。
エクセルで加工したので、前記事の色と若干異なりますが、緑が移住候補先、黄色がそれに準じる地域です。

「1人当たり県民所得」は、内閣府の「県民経済計算(平成13年度 - 平成24年度)」より。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kenmin/files/contents/main_h24.html

「県民雇用者報酬、財産所得(非企業部門の財産所得の純受取)、企業所得(企業の財産所得の純受取を含む)を合計したものである。したがって、個人の所得水準を表すものではなく、企業利潤なども含んだ各都道府県の経済全体の所得水準を表していることに注意されたい。」
とのことなので、参考までに「1人当たり県民所得」も付けました。
どちらも単位は千円。全国平均を100%とした数値も付けましたが、どちらも東京都がダントツで平均値を引き上げているので、だいたい90%を超えれば、それほど低くはない地域、と考えてよいかもしれません。


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北海道では、札幌の介護不足が目立ちます。
根室は医療・介護とも不足とされています。



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東北も、仙台など介護不足の地域があります。
福島県は(おそらく原発避難関連で)人口推計の難しさがあるのでしょうが、データがそろったとしたら介護不足となるような気がします。