近畿の状況

これまで2地域ずつ記事にしてきましたが、今後の組み合わせを考えると近畿は単独で扱う方がよさそうです。
そこで、これまで省略してきたデータを含めて表示します。

他の地域も、日本創成会議の資料(http://www.policycouncil.jp/)の中にはデータがあります。

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「福知山」を例に挙げれば、福知山市だけを指すのではなく、舞鶴市綾部市を含めた二次医療圏としての中丹地区を指しています。
介護については(「ベット」と「ベッド」が混在していますが)、2015年も2040年も不足していないわけではなく、
「2040年の需要に対しマイナス30%以上マイナス10%未満」ということでレベル4になっています。
つまり、「医療はそこそこ、介護は不足が比較的少ない」というだけ。

「この資料を見て首都圏から大量移住してこられると、はっきり迷惑」

というべきかもしれません。
この表中で余裕があるといえるのは、五條、御坊(などを中心とした圏域)ぐらいでしょうか。
滋賀、大阪など、所得が高めの地域がありますが、そういう地域ほど介護不足が深刻な印象があります。