<将棋>里見香奈、三段昇段決める 女性初プロに近づく
毎日新聞 12月23日(月)13時56分配信
将棋の里見香奈・奨励会二段(21)が23日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた奨励会の対局の1局目で勝ち、直近の成績を12勝3敗とした。規定(12勝4敗)を上回り、三段昇段を決めた。
将棋のプロは四段から。女性の最高位はこれまで自身の二段で、更新するとともに、女性初のプロ棋士までまた一歩近付いた。【最上聡】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131223-00000024-mai-soci将棋の里見香奈・奨励会二段(21)が23日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた奨励会の対局の1局目で勝ち、直近の成績を12勝3敗とした。規定(12勝4敗)を上回り、三段昇段を決めた。
将棋のプロは四段から。女性の最高位はこれまで自身の二段で、更新するとともに、女性初のプロ棋士までまた一歩近付いた。【最上聡】
「基本的には」と書いたのは、
「三段リーグ戦で、2回次点を取った者はフリークラスに編入することができる」
などという例外規定があるからです。
(フリークラスというのは、名人挑戦者を決めるA級順位戦やその下部のクラスのリーグには参加しないプロ棋士で、定年(引退)までの期限が短くなっています。)
「三段リーグ戦で、2回次点を取った者はフリークラスに編入することができる」
などという例外規定があるからです。
(フリークラスというのは、名人挑戦者を決めるA級順位戦やその下部のクラスのリーグには参加しないプロ棋士で、定年(引退)までの期限が短くなっています。)
ちなみに、
・満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。
・ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。
・以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会。
・満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。
・ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。
・以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会。
三段に上がるまでも実は大変で、
初段~三段までの昇段は、任意の期間で、8連勝、12勝4敗、14勝5敗、16勝6敗、18勝7敗。
6級~1級までの昇級は、同様に、6連勝、9勝3敗、11勝4敗、13勝5敗、15勝6敗。
初段~三段までの昇段は、任意の期間で、8連勝、12勝4敗、14勝5敗、16勝6敗、18勝7敗。
6級~1級までの昇級は、同様に、6連勝、9勝3敗、11勝4敗、13勝5敗、15勝6敗。
また、三段リーグでは、降段点(勝率2割5分以下)を連続2回取ると二段に降段。
二段以下の場合、2勝8敗以下で降段級点。これを消さない内に2度目を取ると降段級。降段級点を消すには3勝3敗以上の星を収めなければならない、となっています。
二段以下の場合、2勝8敗以下で降段級点。これを消さない内に2度目を取ると降段級。降段級点を消すには3勝3敗以上の星を収めなければならない、となっています。
三段でも、凄いことではあるのです。
蛸島彰子さんの頃は、今よりは甘い規定でも初段まででした。
中井広恵さん、碓井涼子さん(現姓・千葉)、矢内理絵子さんというような歴代のトップ女流でも、初段まで行けずに奨励会退会となりました。
(林葉直子さんや清水市代さんは、そもそも奨励会に入っていません。)
蛸島彰子さんの頃は、今よりは甘い規定でも初段まででした。
中井広恵さん、碓井涼子さん(現姓・千葉)、矢内理絵子さんというような歴代のトップ女流でも、初段まで行けずに奨励会退会となりました。
(林葉直子さんや清水市代さんは、そもそも奨励会に入っていません。)