あるいは連勝より凄いこと

さて、藤井聡太四段が公式戦29連勝で、神谷八段が持っていた連勝記録を更新しました。
それも、プロデビュー(四段昇段)から負けなしで。

これはもちろん前例がないことなのですが、考え方によってはもっと凄いことがあります。

日本将棋連盟の公式サイトには、
「このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。」
と、当たり前ではありますが、(広報の観点からは)ちょっと無粋な制限事項が書いてあるので、
自分でトーナメント表を作ってみました。
せっかくなので、公式ページにあるトーナメント表とは若干レイアウトを変えてあります。



イメージ 1


先日の藤井四段の29連勝目は、この竜王戦本戦トーナメントの1回戦、増田四段との対局でした。
このまま勝ち進むと、(他棋戦はともかく竜王戦で)4連勝で挑戦者決定戦まで行きます。
そこで先に2勝した方が渡辺竜王と七番勝負を行うことになります。

つまり、(竜王戦で)あと10勝すれば、将棋界最高賞金といわれているタイトルを獲得し、
(考え方にもよりますが)序列第一位、といえる地位につくことになるのです。

まあ、ラスボス級が(羽生さんとか)複数、立ちふさがってくるとは思いますが・・・

今夜はトーナメント表を作っていて、AIの話までは進めなかったので、それはまたの機会に。