Tokyo2020

2020年夏季オリンピックパラリンピックの開催都市が決まりました。

東京の招致活動に尽力された方々には申し訳ありませんが、ちょっと複雑な気分です。


まず、海外からも疑問が投げかけられた、原発汚染水問題。

今の私には真実はわかりませんが、首相の説明が真実となっているように願うばかりです。
五輪誘致の成否にかかわらず、早急に解決すべき問題ですから。


また、原発事故関連以外も含めた被災地復興について。

東京のインフラ整備に資源が集中し過ぎて、被災地の復興に悪影響が出ないようにしていただきたい。
建設業者、技術者、建設資材などもそうですが・・・

たとえば、東京都庁から多くの技術職員が被災自治体に応援派遣されています。
(彼らの中には、被災地派遣を前提に期間限定採用されている職員も多くいるようですが。)
今後、都の職員が五輪関連業務にシフトされていくことは仕方がないことかもしれませんが、
自治体間の応援任せではなく、国も人的支援にもっと力を入れるべきではないかと思います。


とは言いながら・・・・・・

気仙沼市出身のパラリンピアン・佐藤真海(まみ)さんのプレゼンテーションの映像を見たりすると、東京開催を素直に祝福すべきかなあ、と反省する気にはなります。

日本でのオリンピックは4回目ですが、パラリンピックが現行の開催方式になってからは、夏季の開催は初めてですから。


で、もうひとつ。

「おめでとう東京」五輪決定後にネットで感動を呼んだトルコからの祝福

東スポWeb 9月8日(日)20時5分配信)

 2020年夏の東京でのオリンピック、パラリンピックの開催が8日早朝に決まり、日本列島は歓喜に包まれた。この開催をめぐりスペインととも“ライバル”となったトルコの人々の行動がネット上で感動を呼んでいる。

 20年の開催都市には東京、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)の3都市が立候補。IOC委員による決選投票の末、東京での56年ぶりの開催が決まった。

 ツイッターでも決定後多くの日本人が喜びの言葉を上げ感動を分かち合ったが、その後さらに感動的なことが起こった。世界のトレンドワードには「Tebrikler Tokyo」との言葉が入ったのだ。意味はトルコ語で「おめでとう東京」。トルコの人々からの日本への祝福だ。トルコ語で「トルコは日本の友人です」との言葉や日本語による「東京おめでとう」との祝福も見られた。

 もともと親日国として知られるトルコだが、落選してすぐに相手国の開催を祝うことは簡単なことではないだろう。この話がネット上で広がると「かなり感動した」「オリンピックが決まったことよりうれしい」などトルコへの感謝を述べるツイートが数多く寄せられた。

 アルゼンチン・ブエノスアイレスの会場でも東京が開催地に選ばれた直後、トルコのエルドアン首相が安倍晋三首相に駆け寄り、抱擁し祝意を示した。開催国をめぐり争った相手であっても、決定後には相手を祝福する。「平和の祭典」と呼ばれるオリンピック、そしてスポーツの尊い精神を体現したトルコの行動だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130908-00000035-tospoweb-ent


トルコの人々の行動自体は、実は私はそれほど驚いてはいません。
かれらなら、そうするだろうと。

私自身、イスタンブール開催が決定したら、
「Congratulation Istanbul」
と記事にするつもりでしたから。

ただし、英語に自信がないので、この部分以外は日本語で(苦笑)

今回は、隣国・シリア情勢など不運な面もありましたが、開催理念はイスタンブールがダントツ。
いつか、二大陸にまたがるあの都市で開催されることを願っています。

そして、日本の大成建設が関わった海底トンネルを通る地下鉄で、ボスポラス海峡を通過してみたいと思っています。

トルコ語で「ありがとう トルコ」

Teşekkür ederim Türkiye(テシェッキュル エデリム トュルキエ) 

(文字化けするかもしれないので)
Tesekkur ederim Turkiye