では、
自治体ごとに、要介護(支援)認定率の状況を見てみましょう。
(1号被保険者数に対する率ですが、前記事で触れたように、2号被保険者の認定者を含んだ数字です。)
まず、全国平均から。
平成22年11月から24年11月にかけて、認定率は0.8ポイント増加しています。
岩手県は、全国平均よりは増加率が高く、+1.2ポイントです。
宮城県も全国平均を上回る増加率で、+1.4ポイントです。
福島県は、他の被災県よりさらに高い増加率で、+1.7ポイントです。
大槌町は、+3.3ポイントで、要介護1付近を中心に、きわめて高い増加率となっています。
石巻市は、+2.4ポイント。
大槌町ほどではありませんが、高い増加率です。
相馬市は、+1.6ポイント。もともと要介護2付近にピークがありましたが、さらに高くなっています。
*グラフ中の赤のコメントは、私の個人的な印象です。