介護老人保健施設について
・在宅強化型施設の要件にベッド回転率があるが、認知症専門棟については、その性格上ベッド回転率要件から除外すべきではないか。
・重症、家族介護が難しい認知症利用者はその性質上、在宅復帰は困難で、在宅復帰率は自ずと低くなる。重度認知症利用者を敬遠せず、適切に運営が出来るように、在宅復帰率カウントに当たっては認知症棟は除外すべきではないか。
・介護老人保健施設に入所中、短期集中リハビリテーション実施加算を算定した利用者が、退所後3月以内に他の介護老人保健施設に転所した場合、転所後は短期集中リハビリテーション実施加算の算定が認められないとのことだが、切れ目のないリハビリテーション提供との整合性についてどのように考えるのか。
○ 介護老人保健施設においては、必要なリハビリテーションの提供をすることとされており、継続的なリハビリテーションが担保されています。なお、4週間以上の入院等、入所者の状態像に変化が見られると考えられる場合については、短期集中リハビリテーション実施加算の算定が可能となります。
介護療養病床について
・介護療養病床の役割を正当に評価し、基本単価の引き下げをやめるべきである。医療必要度の高い利用者は介護療養病床で対応すべきであり、強化型介護療養型老人保健施設の新設や、通所リハの重度療養管理加算の新設で介護療養病床の廃止を補うべきではない。