世界選手権と雑談1

2023年世界カーリング選手権(男子)が始まりました。

 

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 EE 計
日本  0 0 0 0 1 0 1 0 0 1  1  4
トルコ 0 1 0 0 0 1 0 1 0 0  0  3

日本代表(SC軽井沢クラブ)は、第10エンドに追いつき、続くエクストラエンド(延長)では不利とされる先攻でスチールしてなんとか初戦勝利。

 

他チームの結果
スイス8-3カナダ、韓国8-2ニュージーランドスウェーデン8-2ドイツ、スコットランド7-4イタリア
カナダ10-6イタリア、ノルウェー8-5米国、チェコ8-1ニュージーランド


さて、「異次元」の政策の話。
カーリングからは離れますが、エープリルフール(?)の続きで、思い付きを書いてみたいと思います。

 

まず、異次元の選挙制度改革。
今、統一地方選挙をやっていますが、今日は国政選挙の選挙区について。
現在の選挙制度には、衆参ともツッコミどころがいくつかありますが、特に問題の大きいのは、衆議院選挙。
小選挙区比例代表並立制については、特に比例代表の方に批判が多いようです。
小選挙区有権者が落としたはずの)比例復活とか。

でも、今回はその話は置いといて、選挙区の方を。
あれ、住むところによっては、頻繁に選挙区が変わるでしょ?
それも、市区町村が分割されたり、生活圏とはあまり関係ない自治体とくっついたり。
一票の格差が〇倍というのは違憲だ」などと平等原理主義みたいな弁護士なんかも、現実的には困りものだと思いますが(個人の意見です)、選挙制度自体に問題が大きいのも事実だろうと思います。

そこで、一票の格差をなるべく小さくし、かつ、自治体や生活圏の不自然な分割や、頻繁な選挙区変更を減らす方法を考えてみました。

 

まず、一選挙区でひとり選出という小選挙区に、例外を設けること。
つまり、住民にとって違和感がある自治体分割(及び関係の薄い自治体との同一選挙区構成)を避けるためなら、2名以上の定数を設けることを認める。

 

次に、直近の国勢調査に基づく人口で、一票の格差を最小にしたうえで、その選挙区割りを10年間継続することを認める。
つまり、途中で人口変動があって一票の格差が拡大したとしても、10年間は合憲とする。

 

後者については、原理主義弁護士が何か文句を言うかもしれませんが、次の10年間については是正され得るのだから、受忍義務の範囲内である、という考え方です。
まあ、法律に何を書いたとしても、裁判所、特に最高裁がそういう判断をしてくれるかどうかわからないので、憲法に明記してしまうのが望ましいとは思います。

 

国政にしても、地方行政にしても、多少の人口変動があったからといって(微修正はともかく)大掛かりな変更を行う方が、政策の継続性の観点からも弊害が大きいと思うのですが、平等原理主義者は理解してくれないかな。