ウクライナ研究家の意見

【独自解説】ヨーロッパ最大級・ウクライナ原発”をロシアが占拠 激化する戦争止める希望の光とは? 専門家が解説します
読売テレビ 3/5(土) 21:02配信

(略)長年ウクライナ研究と日本との交流に尽力されている神戸学院大学の岡部芳彦(おかべ・よしひこ)教授が解説します。

 

Q.ウクライナが核を作るんじゃないか、核を作る能力を持っているんじゃないか。非常に過激化した人たちが自らの原発を壊して爆発させるんじゃないかっていうようなことをまあ、プーチン大統領は言っているということですけれど、これは荒唐無稽ですよね?
神戸学院大学 岡部芳彦教授)
「そうですね。これは理屈かつかいないのではないかというのが正直な感想ですね。」

 

Q.岡部教授はドネツクには何度も訪れていらっしゃいますが、親ロシア派といわれてる住民の人たちが迫害されたり、差別されたりってことはあるんですか?
神戸学院大学 岡部芳彦教授)
2006年~2013年の間に16回くらい行ったんですけれども、もちろんそんなことはないです。当然、ロシアが近い地域なので経済的な結び付きがあります。これは日本と中国の立場ですね、経済関係が強いというのと同じような感じなんですよ。1つは、もともとは民族的なロシア系の人もいるんですけれども、ここに住んでる人で『ウクライナ国籍で私ロシア人だよ』っていう人には私は会ったことがないので、どうしてこういう根拠がないことを言い出すのが不思議に思いますね。

 

Q.ものすごく仲良くという言い方はおかしいですけど、平和に暮らしていたのですよね?
「そうですね、2013年までのときは、ドネツクは非常に風光明媚な田舎街という感じでこんな世界的な出来事に巻き込まれることすら想像がつかない町だったので、本当に信じられない思いです。」
(以下略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/725583a2e4ab13c983c65db67096bb458ffcdd30

 


2013年までということですから、ロシアのクリミア半島や東部地域への侵攻以前の情報ではあります。
しかしながら、ロシア側の発表を鵜呑みにしたとしか思えない鈴木宗男氏や鳩山由紀夫氏のコメントよりは、はるかに信頼性が高いと私は考えます。