陛下のご出席に反対はしませんが

国民・玉木代表を批判 陛下の五輪開会式出席めぐり 山口公明代表
時事通信 7/9(金) 17:06配信

 公明党山口那津男代表は9日、国民民主党玉木雄一郎代表が天皇陛下東京五輪開会式出席に否定的な考えを示したことについて「政治側から行動を求めたり、制御したりする発信は可能な限り控えるべきだ」と批判した。

 国会内で記者団に語った。

 玉木氏は8日に新型コロナウイルスの感染再拡大を受け「個人的な意見を申し上げれば、(開会式に)お出ましいただくべきではない」と言及した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/207c3e49fc2288b6dff591e3d1ec343947693a02?tokyo2020

 


公明党や山口代表に対して文句言うのに疲れてきたような気もしますが、最近の山口氏の発言が酷すぎるので仕方がないんよ、おばちゃん。

 

天皇陛下が「開会式に出たくない」とご自身で発言することは、憲法上できない、ということになっています。
(実は、発言しても違憲ではない場合がある、と私は考えていますが、ややこしくなるので、ここでは書きません。)

だから、国民の代表たる国会議員(国民民主党の代表という意味ではない、もちろん)とか、行政府のトップにいる閣僚などが、陛下のご出席について、何が最善なのか考えるなり議論するなりする必要があるわけです。現に、内閣や組織委などは「ご出席」の方向で「行動を求めたり」しているわけでしょう?

なので、たとえば山口氏が「お出ましいただくことが(陛下にとっても日本にとっても)最善」と考えるようなら、それを根拠とともに発信することは、私は否定しません。
それは、天皇や皇室の「政治利用」というのとは、また別のことだと思います。

そのあたり、なにか勘違いしていませんかね、山口さん。
ひょっとしたら、公明党の本来のあり方とは異なる方向に向かっている部分が多すぎて、山口氏もストレスが溜まっているのかもしれませんが。

 

昔、世話になった親戚のおばちゃん、あなたが創価学会の信者として活動されていた頃と、だいぶん変わってきたやろ、大阪も政治の世界も。

僕自身は、あの頃と同様、支持政党なし、ということになるだろうから、まあ、どっちでもええんやけど。