各国の新型コロナウイルスの状況を見てみます。
前回が、4月8日までの状況の記事だったので、
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2021/04/09/221456
今回は、4月8日を基準日にして、5月6日までに死亡者数がどれぐらい増えているか。
例によって、人口100万人あたりで比較しますが、対象は人口3000万人以上の国、
ただし、それ以外の国でワクチン接種率が高いイスラエルとチリを加えます。
最初はポーランドでしたが、ブラジルが抜いてトップに出ました。ペルー、コロンビア、アルゼンチンなど南米諸国が目立ちます。ウクライナ、イタリア、フランスなど欧州諸国も顔を出します。
ワクチン接種率が高いというチリは、あまり変化が見えません。
縦軸の目盛を切り替えて、もう少し感染が緩やかな国を見てみます。イラン、パラグアイ、トルコと続きますが、メキシコはいくらか増加が落ち着いてきたように見えます。ドイツ、ロシアの後に、ワクチン接種が進んできた米国が来ました。スペインの次に、今、話題になっているインドが増加ペースを上げてきました(絶対数は急増でも、人口が大きいので率にするとこのあたりです)。
その次の諸国を日本まで。
パキスタン、バングラデシュなど、インドの近縁の国が増加中です。人口が小さいのでグラフにはありませんが、ネパールも同レベルです。一方、イスラエルは増加が鈍ってきました。同じくワクチン接種が進む英国も似ています。日本は、この中では下位とはいえ、どちらかというと増加率が増えてきているように思えます。