打者走者の一塁ベースの踏み方

日本シリーズ第1戦の丸選手と中村晃選手の接触プレーについては、翌日になってから丸選手が謝罪したことで当事者間では決着がついた、と思っていますが、中畑清氏が、丸選手擁護論(中村選手が足を引くべき)を述べているようなので。
https://news.yahoo.co.jp/articles/22abc48e76b5c6ba4362084ad92bf242ed214c6d


問題のプレーのキャプチャー画像を貼っておきます。

 

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ここで丸選手を責める意図はありません。
中畑氏の言を信用して不適切なプレーをするような若い選手が出てこないようにするためです。

たとえ動画ではわかりにくくても(わかりやすいとは思いますが)、静止画だと走者側の危険プレーだということがよくわかると思います。

一塁手は、ベースの内野側(打者走者から見れば左側)の隅に足を接触しています。

一塁手は、たとえば送球を受けるタイミングと、打者走者が一塁ベースに到達するタイミングが、ごく近い場合、中畑氏が主張するように足をベースから外すことは困難です。

危険を避けることができるのは、打者走者の側だけです。だから、打者走者が左足でベースを踏むようにすれば、一塁手も打者走者自身もけがを避けることができます。

 

なお、これは内野ゴロなどの場合で、外野にヒット性の打球が飛んだ場合のベースの踏み方は、もちろん別です。