「ゆう活」霞が関は効果なし

<公務員>「ゆう活」霞が関は効果なし? 残業「増えた」

毎日新聞 7月27日(水)19時55分配信)

 霞が関で働く国家公務員の労働組合が27日、残業実態の調査結果を公表した。中央省庁は昨夏、出勤・退勤時間を早めて夕方を活用する「ゆう活」が政府の肝煎りで始まったが、調査結果は残業時間が「増えた」が「減った」を上回る皮肉な結果となった。

 各省庁の労働組合が作る「霞国公」に加盟する17組合のうち厚生労働省国土交通省の労組など10組合が調査し、非管理職の6.5%に当たる2208人から回答を得た。

 月平均残業時間は36.7時間(前年比1.1時間増)。残業代が全額支給されているとの回答は49.3%(同3.8ポイント増)で相当数の不払いがあることが浮かんだ。「ゆう活」に関する調査では「残業が減った」(13.9%)より、「残業が増えた」(18.3%)の方が多かった。

 経験を含めて「過労死の危険を感じた」と答えたのは27.6%。労働行政を担当する厚労省の労働部門は50.6%、厚生部門は42.4%と高率だった。【東海林智】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000081-mai-soci


引用記事の見出しでは「・・・効果なし?」と疑問形ですが、
断定でもよいように思えるので、ブログ記事タイトルでは

「効果なし」

と言い切っています。

「残業が減った」 13.9%
「残業が増えた」 18.3%

これは、やはりというべきが予想の範囲内ではありました。
で、ということは、「変わらない」(または無回答など)が7割近くあるということですか。

それより、残業代(超過勤務手当)の全額支給が5割に満たない、というのは、
これまた予想の範囲内ではありましたが、ブラック企業ですね。

まあ、「経営者」(大臣など政治家)の能力にも問題あるし、
株主総会」(国会。野党議員を含む)にも問題あるから、仕方ない・・・

・・・と言ってしまうと、労働行政との整合性が・・・



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参考:関連記事「朝型勤務でないと残業が減らない?」
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/34064829.html