ダニエル・キイスさん

アルジャーノンに花束を」のダニエル・キイス氏が死去 86歳

msn産経ニュース 2014.6.18 12:04)

 早川書房に入った連絡によると、世界的ベストセラー小説「アルジャーノンに花束を」などで知られる米作家、ダニエル・キイスさんが15日、肺炎のためフロリダ州の自宅で死去した。86歳。

 米ニューヨーク生まれ。雑誌編集などを経て高校教師となり、小説を書き始める。米のヒューゴー賞を受けた1959年発表の中編小説「アルジャーノンに花束を」を長編化した作品でネヴュラ賞を受賞。同作は世界的ベストセラーとなり、日本国内だけでも累計320万部を発行した。その後も大学で創作を教えるかたわら執筆を続け、「五番目のサリー」「24人のビリー・ミリガン」など話題作を相次いで発表した。1992、99年には来日し、講演している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140618/bks14061812040003-n1.htm


人工的に知能を高めた青年(と、ねずみのアルジャーノン)の悲劇を描いた「アルジャーノンに花束を」が有名で、その次に(たぶん)「24人のビリー・ミリガン」が知られていると思います。

が、私は「五番目のサリー」が印象に残っています。
多重人格の女性を題材にしたフィクションで、この作品や「24人の・・・」が、「多重人格」というものの存在を世界中に知らせた、その影響は小さくなかった、と思います。

ご冥福をお祈りします。