ツシマヤマネコを15年飼育

絶滅危惧の猫 15年間飼育

(NHK 10月24日 19時57分)

国の天然記念物で絶滅が危ぶまれているツシマヤマネコを、長崎県対馬市の男性がおよそ15年にわたって自宅で飼育していたことが分かり、環境省は、男性に厳重注意する一方で、これほど長期間飼育された例は非常に珍しいとして、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。


ニュースによると、この男性は、15年前に対馬市の路上で、けがをしたツシマヤマネコ(子猫)を見つけ、動物病院で治療した後、自宅で飼育していたそうです。

で、10月18日に具合が悪くなって、対馬野生生物保護センターに、治療してほしいという連絡をしました。
センターの職員が搬送して治療しましたが、約9時間後に死亡した、とのこと。
15~16歳のメスで、老衰死の可能性が高いそうです。

まあ、違法は違法なのでしょうが・・・悪質性が低いということで、厳重注意にとどめた、と。
(それにしても、15年前に治療した動物病院の獣医さんは気がつかなかったのでしょうか?)

ともかく、「15年も飼育」というのは凄いことだと思います。
(ヤマネコでなく、普通のイエネコであったとしても長生きした方ではないでしょうか?)

15年以上という長期間、ツシマヤマネコが飼育された例はこれまでに2例しかないそうで、
環境省は、むしろ飼育の参考になるとして、今後、男性から話を聞くとか。