竹島と先入観

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介護保険関係などについて発言されている方で、某左翼政党の支持者らしいのですが、なかなか参考になる発言もあるブログがあります。

そこで、最近、竹島などの問題に触れた記事がありました。

「冷静に」というのはいいのですが、
日本の竹島領有の告示は韓国併合の前の時期で、侵略を意図していたと考えられる、日本の領有主張は無理、などという意味に取れる記述がありました。

しかしながら、明治期以前から日本が竹島を認識し、日本の一部と考えていたという資料は多数あります。
江戸幕府は、豊臣政権と比べて対外的にははるかに平和主義的でしたが、現在のウツリョウ島は日本でなく渡航禁止、その手前の現在の竹島は(国内なので)認める、というように判断していました。
(「現在の」と書いているのは、日韓ともいくつかの島の名が変遷しているからで、これが誤解を生む一因でもあります。)

また、上の画像は、戦後、韓国が日本の放棄領土に竹島などを含めるよう求めたのに対し米国が拒否した書簡の一部です。
下の画像は、米軍の訓練地域に竹島も指定されたという「日本の」官報です。

先入観のない米国は、竹島を日本の一部と認めていました。

戦前の日本を美化するつもりはないし、どこの国であれ強硬意見がもてはやされるのはどうかと思いますが、戦前の日本は悪い、という先入観にとらわれてしまうと、見えるものも見えなくなってしまうと思います。