ウクライナ大使館、立憲・原口氏に抗議

ウクライナ大使館、立憲・原口議員の投稿に「強い懸念」 本人は反論
朝日新聞デジタル 9/13(水) 23:36配信

 在日ウクライナ大使館(東京都港区)は13日夜、立憲民主党原口一博衆院議員(64)の発言について「強い懸念」を表明し、「絶対に受け入れられない」と抗議する文章をX(旧ツイッター)に投稿した。原口氏がネット上の動画で、ウクライナに関する虚偽情報を発信したことへの抗議とみられる。

 投稿では、原口氏のどの発言を問題視したのかについての具体的な言及がない。ただ、大使館は抗議の文章とともに、原口氏が12日に配信したユーチューブ動画のURLを同じ投稿に張り付けており、取材に対し、「ウクライナに対しても、また日本との協力関係についても、動画に真実は一言も含まれていない」と14日午前にメールで回答した。原口氏はウクライナ大使館の抗議について14日の投稿で、「私は平和を希求し、ウクライナの方々の大切なお命がこれ以上、失なわれないようにとの願いのもとで発言している」とした。

 原口氏は「緊急ライブ! 2024年 アメリカの崩壊はあるのか!?」と題した71分の動画で、米国出身の自称・軍事評論家と、別の日本人と計3人で対談。「米国よりもロシアの方が表現の自由がある」といった持論を述べ、現在の米政権を批判的に論じた。

 その上で、「北大西洋条約機構NATO)の東方拡大がロシアの戦争を招いたと、ストルテンベルグ事務総長が認めた」という誤った情報に基づく主張を展開した。

 また、「日本はネオナチ政権の後ろにいる」との誤った認識を話すとともに、日本が世界銀行を通じてウクライナの復興支援に関わっていることについて「アメリカから武器をたくさん買わせて、その請求書はうちにくる」とも語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/055f06a5b06150fcf74e941815306911957e5f07

 


この手の発言は、日本の国会議員レベルでは鈴木宗男氏ぐらいかと思っていたのですが、立憲民主党でも立派に(笑)存在してたのですね。
鈴木氏よりも、さらにカルトっぽくパワーアップしていそうです。
原口氏の動画は削除されているようで、中身は確認できないのですが。

 

本件に対しては、在日ウクライナ大使館だけでなく、東野篤子氏のような専門家などもツイート(でいいのかな、Xになっても)していますし、立憲民主党米山隆一氏も批判しています。

 

 



私は米山氏も立憲民主党も支持しているわけではありませんが(東野氏の解説はわかりやすくて好きです)、同じ党内の議員から明確に批判の声が出ていて、それが一般国民に見える形になっていることについては評価します。

 

なお、時事通信(9/14(木) 20:10配信)
「ネオナチ」発言で原口氏を注意 ウクライナ大使館も抗議 立民
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3d2e335d3ef6cfe2a07830e574925df8773eaa9

によると、岡田幹事長が口頭注意し、

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原口氏は岡田氏に対し「『ウクライナがネオナチだ』とロシアが言っている趣旨だった」と述べ、ウクライナ政府に対する発言ではないと釈明した。

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とのことですが、口頭で済ませていいのかな、という感はあります。

ただ、橋下徹氏が「維新は鈴木議員を批判しています」と先日発言したようですが、その「批判」というものを、いまだに見つけられずにいます。
少なくとも、この点については、日本維新の会よりマシというように思います。今のところは、ですが。

<参考>維新は鈴木宗男氏を批判してる?
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2023/09/08/210339

 

発言内容は、鈴木宗男氏の方がマシ、という意見も、ひょっとしたらあるかもしれませんが、当の鈴木氏の今夜のブログを見ると、プーチン氏と金正恩氏との会談を材料に、プーチン氏を賛美していると取られるような内容で、いよいよあきれるばかりです。