「令和６年度障害福祉サービス等報酬改定に伴う関係告示の一部改正等」に対して寄せられたご意見について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=495230380&Mode=1
令和６年３月15日
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課
こども家庭庁支援局障害児支援課
「令和６年度障害福祉サービス等報酬改定に伴う関係告示の一部改正等」について、令和６年２月６日から令和６年３月６日までご意見を募集したところ、計727件のご意見をいただきました。
お寄せいただいたご意見とそれに対する考え方について、別紙のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
取りまとめの都合上、いただいたご意見は、適宜要約しております。また、パブリックコメントの対象となる事項についてのみ考え方を示させていただきます。
ご意見をお寄せいただきました皆様に御礼申し上げます。
なお、上記のとおり計727件のご意見をいただいたところですが、いただいたご意見の中には同内容又は類似のご意見も含まれること、令和６年４月１日からの円滑な施行に向け速やかに告示を制定する必要があること等を踏まえ、本日３月15日付けで本告示を制定することといたしました。
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前回（令和３年改定）が244件ですから、介護報酬だけでなくこちらも大幅に増えているということになります。
今回、私は出せなかったのですが、報酬全体に関わる件などについて、ごく一部ながらピックアップしてみます。
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＜福祉・介護職員等の処遇改善＞
処遇改善加算の加算率は上がったが、基本単価が引き下げられているため結果減収になってしまい、職員の処遇改善ができない。そもそも報酬にくっつける加算方式では計画的な改善が難しい。職員の給料が月給なので、月単位でかつ加算方式でない方向で考えてほしい。（※同趣旨の意見が他９件あり。）
処遇改善においては、着実に職員の賃金改善を実施するため、加算総額を賃金改善に充てることについて計画を立て、実績報告をおこなうことを要件とするため、加算方式としているところですが、ご意見については、今後の参考とさせていただきます。
報酬引き下げとなる改定には反対。（同趣旨の意見が他79件あり。）
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。
基本報酬の減額と加算による補てんではなく基本報酬を大幅に上げていただきたい。日本の障がい者施策水準は、ＯＥＣＤ調査が明らかにしているように過去20年間遡っても、一貫してＧＤＰのわずか１％弱にとどまり続けている。まずは、ＯＥＣＤ平均２％を超える予算水準を実現していただきたい。（同趣旨の意見が他140件あり。）
基本報酬については、各サービスの経営の実態等の観点から見直しを行いつつ、サービスごとに支援の質の向上を図る観点等から、加算による評価を行っております。
報酬改定について、毎回、年度末に変更となると現場では混乱をきたす。４月からスタートさせるのであれば、少なからず12月中に発表すべきではないか。３年に１回のスパンで行っていることと、スケジュールの見直しを行うことで、報酬改定の効率化と透明化を求めます。（※同趣旨の意見が他４件あり。）
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。また、報酬改定を踏まえた運用が適切になされるよう、各種加算等に係る具体的な取扱い等について、通知等により速やかに周知してまいります。
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ごもっとも、という意見が多数。
特に、最後の「12月中に」というのは介護報酬でも思い続けたことですが・・・「今後の参考」が何らかの形で現実になることは、なかなかならないだろうなあ。
障害福祉サービスは介護報酬の後追いになることが常なので、よけいに。
＜おまけ＞
世界カーリング選手権（男子）
