2024世界選手権(女子)8

世界選手権は準決勝までが済みました。

だいたい現時点で強そうな方、予選リーグ(ラウンドロビン)で上位の方が勝っています。

 

 

ところで、昨季の世界選手権の結果(ロコ・ソラーレは5位タイ)について、私は(素人なりに)こんなことを書いていました。

 

1)欧州系のアイス
2)ピーキングまたは体力(日本ミックスダブルス選手権から間隔が短かった?)
3)新ルールに伴う戦術の変遷
4)イタリアなど力をつけてきた国々
https://jukeizukoubou.hatenablog.com/entry/2023/03/27/204545

 

今季は、五輪ポイントがかかる年で、13チーム中11位に終わり、さらにいろいろな議論が飛び交っているようです。

 

日本代表(SC軽井沢クラブ)が3勝9敗に終わった理由について
・アリーナ・アイスに不慣れ(五輪や世界選手権に使われるアリーナは、専用のカーリング施設よりもアイスの変化が大きい 等)
・ピーキング、日本ミックスダブルス選手権との日程の関係
・代表選考方法
・戦術
・選手やコーチ等の個人批判 等
SC軽井沢クラブに日本選手権優勝を許した他チームへの批判 等

 

2026年冬季五輪出場権に向けて
・来季の日本代表チームの選出方法(五輪ポイントがかかる年度には、欧州には、国内選手権の優勝者にかかわらず世界ランク最上位者を代表として派遣するという国も複数ある)

 

理由のあるもの、誹謗中傷に類するものなどさまざまですが、ここでは詳しく触れません。

ただ、どこが代表になるにしても、来季の日本選手権をアリーナで実施するということは検討した方がよいかな、とは素人でも思います。
今季の世界選手権でも、地元・カナダがコンシード勝ちした後に観客がどっと減り、アイスの状態も大変わりした、というような情報があります。
ロコ・ソラーレなどアリーナ慣れしたチームに有利になる、という観点のみならず、どこ(たとえばSC軽井沢クラブ)が優勝するにしても「アリーナ・アイスに慣れたチーム」が派遣できる、というメリットはあるでしょう。

懸念材料は、やはり金がかかるので、アリーナをある程度埋めるぐらいの観客数が見込めるかどうか、ということでしょうか。

 

ともかく、今回の世界選手権は、考え方によっては今後の日本チームの強化に資するような材料の宝庫でしょう。
当事者のSC軽井沢クラブはもちろん、各ライバルチーム、日本カーリング協会などは、いろいろ分析したり、頭を抱えていたり(?)しているのではないでしょうか?

 

<おまけ>
日本ジュニアカーリング選手権

 

女子は札幌国際大学、男子は常呂ジュニアが優勝。

女子の札幌国際大学は三浦由唯奈選手たちのチームです。